わがまちメール 小学校給食にクルミが使用されている件

意見の内容

 小学校給食にクルミが使用されている件について質問です。
クルミの食物アレルギーは、ごく少量で劇的な症状を起こし、近年クルミアレルギーの患者が増加していることから、アレルギーの特定原材料の8品目に追加されることになりました。
学校給食に不使用の自治体がたくさんある中、松山市の給食では未だにクルミが使用されています。
教育委員会へ問い合わせたところ、カシューナッツについては過去に給食でアレルギー発症の事例があったため不使用になったそうですが、それではクルミは誰かが発症するまで使うのですか。
私の子どもは小学生で複数の食物アレルギーがあります。クルミもです。クルミに触れた手との間接的な接触や、目に見えないレベルの微粒子でも発症しうると医者から告げられています。
アレルゲンは人によってさまざまで全てを排除するのは不可能ですが、特定原材料に追加されたクルミをわざわざ学校給食に使い続けるのはどうでしょうか。
早急にクルミを学校給食で使わないようお願いします。

次に給食費無償化の際のアレルギー児の対応について質問です。
給食費無償化となる場合、食物アレルギーにより給食を食べることができずにお弁当を持参している場合にも同等の援助を希望します。
食物アレルギーのために食の選択肢が狭く、経済的負担もとても大きいためです。私の子どもの場合、
給食を食べられないため100%お弁当を持参しており、費用が給食費の2〜3倍かかっているのが現状です。
うちのような完全弁当の子どもは少ないかもしれませんが、給食費無償化について対応がすすめられる際に、お弁当家庭だけが取り残されることのないように気にかけていただきたいと思います。


性別:女性
年代:40代
公開日:23年06月05日
公開番号:3166
全市 教育・文化

意見に対する答え

 今回ご投稿いただいた内容について、学校給食を担当している松山市教育委員会に問い合わせたところ、次のような回答がありましたので、ご報告させていただきます。

松山市長 野 志 克 仁



【松山市教育委員会からの回答】
 わがまちメールをいただきありがとうございます。
 松山市では、食物アレルギーを持つ児童生徒には、個別に保護者面談を行って詳しく状況を把握し「除去食」を提供するなど、安全な学校給食の提供に努めており、ご指摘の「くるみ」についても、除去食等で対応してきました。
 そうした中、今年3月に食品表示基準が改正され、「くるみ」がアレルギー表示を義務付ける品目(特定原材料)に追加され、そばや落花生と同様に、更にアレルギー対応に注意が必要な食材になりました。
 そこで、学校給食食物アレルギー対策委員会の意見も踏まえ、「くるみ」の使用を中止することにし、子どもたちに安心安全な給食を提供できるよう、引き続き適切に対応したいと考えています。
 また、給食費の無償化については、国や他の自治体の動向も注視しており、今後、検討を進める場合には、食物アレルギーで給食を食べることができない児童生徒への対応も含め検討したいと思います。


松山市教育委員会 教育長 前田 昌一
(保健体育課扱い)
受付番号   060




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