| ≪「瀬戸内・松山観光ビジネス戦略」の展開≫・広域的な周遊観光の定着を目指し、広島地域の自治体や交通事業者と連携したプロモーション活動や旅行商品造成の拡充など観光誘客の促進を図っています。
 ・令和5年3月に、松山市・JR四国観光誘客パートナーシップ協定を締結(継続)し、プロモーションやインバウンド誘客の強化等に取り組んでいます。
 ・令和5年は、航空事業者と連携したテストツアーや商談会を実施し、旅行会社に新しい旅行商品の造成を促しました。
 ・令和6年は、関西圏のほか、九州圏や首都圏からの誘客を強化するため、九州圏向けのプロモーションとして「九州旅行博覧会 トラベラーズフェス」へ出展したほか、旅行会社の仕入担当者の希望を踏まえたテストツアーや首都圏での観光商品説明会を実施するなど、誘客に向けた事業を展開しました。
 ・令和7年3月に、株式会社JTBと観光振興などに関する連携協定を締結しました。
 旅行商品販売実績:6,056人【R4】→12,238人【R5】→14,153人【R6】
 観光客推定数:4,785,600人【R4年】→5,555,500人【R5年】→6,003,900人【R6年】
 観光客推定消費額:645億1,415万円【R4年】→672億9,323万円【R5年】→843億8,384万円【R6年】
 ≪修学旅行の誘致≫・学校や旅行会社への戦略的な営業活動のほか、新たな体験メニューの開発、受入体制の構築など、修学旅行の誘致に取り組んでいます。
 ・コロナ禍に近隣県からの受入が急増し、令和2年度から令和4年度にかけて3年連続で過去最多を更新しました。
 ・令和5年度からはコロナ禍の収束に伴う旅行先の方面変更は見られるものの、リピーターの定着などに努めた結果、コロナ禍前の受入数を上回っています。
 ・ユニバーサル・ツーリズムの実現に向け、事前学習資料の作成など特別支援学校の修学旅行のサポート内容を充実することで、誰もが安心して楽しめる旅行先になることを目指しました。
 修学旅行受入学校数:186校【R4】→102校【R5】→84校【R6】
 うち、特別支援学校受入学校数:7校【R4】→8校【R5】→8校【R6】
 ≪他都市との交流を通じた広域での誘客促進≫・令和5年2月に、大分県別府市と観光交流都市協定を締結し、「温泉シンポジウムIN別府市」への参加や「別府八湯温泉道」への期間限定加入など、相互誘客や周遊を促しています。
 ・令和6年度は、松山市と別府市を周遊するテストツアーを実施し、首都圏をはじめ大都市圏の旅行会社にエリアをまたいだ新たな旅行商品の造成を促しました。
 ≪インバウンド対策の強化≫・大阪・関西万博の開催や松山空港の国際線再開等を契機としたインバウンド誘客の促進を図っています。
 ・クルーズ船商談会でのPRのほか、寄港したクルーズ船への観光セレモニー等のおもてなしにより、クルーズ船の本市への寄港誘致に取り組んでいます。
 クルーズ船受入数:1隻【R4】→5隻【R5】→8隻【R6】
 ・大阪・関西万博やその後のインバウンド誘客を目的に公益財団法人大阪観光局と全国の温泉地のある自治体が連携し、令和6年4月に「温泉ツーリズム推進協議会」を設立しました。同年7月には「温泉シンポジウム in 松山」を開催し、松山から日本の温泉やその文化を世界に発信しました。
 ・令和6年10月に台北市との「友好交流協定」締結から10周年の節目を迎え、協定を「友好交流都市協定」に進展させ再締結しました。
 ・令和6年12月から、「まつやまインバウンドボランティアガイド」として、多言語対応のボランティアガイドを訪日外国人が集まるエリアに配置し、観光情報などを提供しています。
 外国人観光客推定数:17,400人【R4年】→216,100人【R5年】→535,300人【R6年】
 ≪道後温泉地区でのインバウンド受入環境整備≫・令和4年度から、道後温泉公式サイト内で、日本語ページと多言語ページが異なっていたものを整備したほか、外国人への注意事項ページの作成、3館混雑状況の多言語化ページなど随時修正を行いました。
 ・道後刻めぐり(英・韓・繁・簡)パンフを積極的に配布し、周遊性や魅力度を向上しました。
 ・フリーWi-Fi環境を維持管理し、利便性を高めました。
 道後刻めぐりパンフレット(外国語版)配布部数:13,750部【R4】→23,390部【R5】→27,960部【R6】
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