平成24年2月19日 第4回響け!!言霊“ことばのがっしょう”コンクール

更新日:2012年3月1日

 皆さん、こんにちは。今日は第4回響け!!言霊“ことばのがっしょう”コンクールに、ようこそお越しくださいました。

 このコンクールは、「ことば」が持つ美しさ、力強さ、そして、表現することの大切さ、そして、みんなで力を合わせることの大切さを学んでもらおうと行っているものです。今回は小・中学校14校22グループの子どもたちが発表してくれると聞いております。昨日、改めて伺ったんですけども、ここまで来られるのには大変な努力と苦労があると聞きました。ここまで来られた皆さんに敬意を表したいと思います。皆さんのことをすごいなと思います。

 今、「ことば」が持つ美しさって言ったんですけども、私が1年前くらいに教えてもらったことばで、気に入っていることばがあります。「行くことばが美しければ、来ることばも美しい」ということばがあります。元気づけることばもあります。勇気づけることばもあります。逆に、「つける」ということばでいうと、傷つけることばもあります。できたら、元気づける、勇気づけることばを使いたいですよね。

 皆さんが住んでいるこの松山は文学的な土壌や雰囲気があるところです。例えば、正岡子規さんが34年という短い生涯の中で、五・七・五という短い文学に命をかけました。そして、夏目漱石さんが松山を舞台に小説『坊っちゃん』を書きました。司馬遼太郎さんは松山の3人の先輩を主人公に、松山を舞台にして小説『坂の上の雲』を書きました。こういう文学的な土壌は、日本のどこのまちでもあることではありません。言わば、松山の宝だと思っています。宝を探すことも大事ですけれども、宝を磨くことも大事だと思います。私は未来を担う皆さんと一緒に、この松山の宝を磨いていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

 結びになりますけれども、第1回から審査委員長を務めてくださっている新井満さん、第2回からこの趣旨に賛同していただいて支援をしていただいております株式会社愛媛銀行さん、そして「ことばのちから実行委員会」の皆様に心から感謝を申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。

 未来を担う子どもたちを心から応援しています。

お問い合わせ

秘書課

〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館3階

電話:089-948-6200

E-mail:hishoka3@city.matsuyama.ehime.jp

本文ここまで