第5回定例会(平成27年4月14日)

更新日:2015年6月24日

1.会議日時及び場所

平成27年4月14日(火曜日)午後4時00分
第4別館3階 教育長控室

2.出席者

委員(5名)
金本房夫教育委員長、一色昭造教育委員、松本真美教育委員
牛山眞貴子教育委員、山本昭弘教育長
職員(14名)
前田事務局長、隅田事務局次長、家串事務局次長、
杉本地域学習振興課長、緒方学校教育課長、
高須教職員担当室長、稲田教職員担当室管理指導監、
矢野学習施設課長、若江文化財課長、重谷保健体育課長、
重松中央図書館事務所長、森川教育支援センター事務所長、
加地子ども総合相談センター事務所長、堀内保育・幼稚園課長
事務局(3名)
白方生涯学習政策課主幹、有光生涯学習政策課副主幹、藤本生涯学習政策課主事
傍聴者(1名)

3.議事日程

議事日程

日程順序

議案等番号

件名

担当課

日程第1

報告第4号

公民館長補佐の任命について

地域学習振興課

日程第2

報告第5号

公民館運営審議会委員の委嘱について

地域学習振興課

日程第3

報告第6号

松山市奨学生選考委員会委員の任命について

学校教育課

日程第4

報告第7号

平成27年度学校医の委嘱について

保健体育課

日程第5

説明事項

平成27年度教育委員会主要事業について

各課等

日程第6

請願第1号

「文科省配布資料『教科書採択の留意事項について』の回収措置を請求する意見書」の文科省への提出を求める請願書について

学校教育課

4.会議概要

会議概要

委員長

ただいまから、平成27年第5回松山市教育委員会定例会を開会します。
会議録署名人に、一色委員を指名します。

委員長

1名の傍聴を許可しています。
-傍聴人に留意事項について説明-

委員長

議事に入る前に、4月1日付で教育委員に就任されました一色昭造委員をご紹介いたします。

-紹介-

一色委員

-挨拶-

委員長

ありがとうございました。

前田事務局長から、理事者の方の紹介をお願いします。

事務局長

-事務局長より順次、自己紹介-

委員長

ありがとうございました。

それでは、早速ですが、日程第1 報告第4号「公民館長補佐の任命について」説明を求めます。

地域学習振興課長

-公民館長補佐の任命について説明-

委員長

説明が終わりましたが、意見等ありませんか。(なし)

委員長

異議はありませんか。(異議なし)

委員長

異議なしと認めます。

委員長

次に、日程第2 報告第5号「公民館運営審議会委員の委嘱について」説明を求めます。

地域学習振興課長

-公民館運営審議会委員の委嘱について説明-

委員長

説明が終わりましたが、意見等はありませんか。(なし)

委員長

異議はありませんか。(異議なし)

委員長

異議なしと認めます。

委員長

次に、日程第3 報告第6号「松山市奨学生選考委員会委員の任命について」説明を求めます。

学校教育課長

-松山市奨学生選考委員会委員の任命について説明-

委員長

説明が終わりましたが、意見等ありませんか。(なし)

委員長

異議はありませんか。(異議なし)

委員長

異議なしと認めます。

委員長

次に、日程第4 報告第7号「平成27年度学校医の委嘱について」説明を求めます。

保健体育課長

-平成27年度学校医の委嘱について説明-

委員長

説明が終わりましたが、意見等ありませんか。(なし)

委員長

異議はありませんか。(異議なし)

委員長

異議なしと認めます。

委員長

次に、日程第5 説明事項「平成27年度教育委員会主要事業について」各課長から順次、説明を求めます。

家串事務局次長

-平成27年度の教育費全体の概要及び生涯学習政策課所管の事業について説明-

地域学習振興課長

-地域学習振興課の主要事業について説明-

学校教育課長

-学校教育課の主要事業について説明-

学習施設課長

-学習施設課の主要事業について説明-

文化財課長

-文化財課の主要事業について説明-

保健体育課長

-保健体育課の主要事業について説明-

教育支援センター事務所長

-教育支援センター事務所の主要事業について説明-

中央図書館事務所長

-中央図書館事務所の主要事業について説明-

子ども総合相談センター事務所長

-子ども総合相談センター事務所の主要事業(補助執行事務)について説明-

保育・幼稚園課長

-保育・幼稚園課の主要事業(補助執行事務)について説明-

委員長

説明が終わりましたが、意見等ありませんか。

牛山委員

いじめ対策総合推進事業の予算は主にどういう活用をなさっているのですか。

学校教育課長

命を守る相談活動、子どもから広がるいじめ0活動、いじめ問題対策・サポート事業、命を守り育てる集いの4つの事業を予定しており、

子どもたちと一緒にいじめについて考えたり、いじめ問題について見識のある方を学校に派遣してお話をしていただく機会を設けたりして、この事業を推進していくように考えております。

牛山委員

今年度の予算の金額は、今までよりは上昇しているのでしょうか、それともここ二、三年はあまり変わらない金額なのでしょうか。

極端に増額、もしくは減額になったということがあれば、教えていただきたい。

学校教育課長

これにつきましては、わずかばかり、減額している状況にあります。

牛山委員

現在の社会情勢を考えると、きめ細かで素早い対応がとても重要になってくると思いますので、予算が減額されたことは残念に思えるのですが。

事務局長

前年比で21万円ほどの減額になっていますから、これは消耗品などの部分での減額だと思われます。

委員長

ほかに意見等ありませんか。

一色委員

私は今回が初めての出席なので、まだよく理解していない点もあるかと思いますが、29ページの学校給食の関係で、NHKのニュースでパン給食を中止しているというお話があったのですが、それはこの予算とは関連があるのでしょうか。もし関連があるならば、今どういう状況になっているのかを教えていただきたいのですが。

保健体育課長

学校給食パンについては、今61校に対して提供している部分について停止しております。また、献立等を決定する期限もありますので、5月中の再開は無理ということで、早くても6月1日再開ということで進めております。

一色委員

今、世の中にはパンがたくさんあると思うのですが、なぜそんなに時間がかかるのですか。ほかから調達すればいいと思うのですが、なぜだめなのでしょうか。

事務局長

学校給食の場合に主食はパンと御飯なのですが、一般のパン屋さんでつくっているパン、いわゆる菓子パンは、栄養価の問題で、学校給食でいうところの主食のパンに位置づけられない部分があります。学校給食は、市内2カ所の工場でつくったパンを使うことで主食に置きかえているという現状がありますので、その工場でパンを作ることができない限りは、主食としてのパンを提供することができません。別のパン会社からパンを持ってくることは可能なのですが、パンそのものの栄養価の中に、通常の炭水化物以外のものが含まれていると、給食で作る栄養価がそれで変わってまいりますから、別のパン会社の使うことができないという事情です。このような経緯がありますので、主食のパンについてはその工場の再開が必要となりますし、献立を立てる関係や食材発注の関係がありますので、早くても6月以降になってしまうという事情がございます。

一色委員

ニュースを見て我々素人は、なぜパンの再開に1カ月もかかるのだろうと思っていましたが、そういうことなのですね。

事務局長

このような事情ですので、ご理解いただきますようお願いいたします。

委員長

ほかに、意見等はありませんか。(なし)

委員長

それでは、次に、日程第6 請願第1号「文科省配布資料『教科書採択の留意事項について』の回収措置を請求する意見書」の文科省への提出を求める請願書について」を議題といたします。

-勧告事項について確認-

委員長

意見等ありませんか。

牛山委員

義務教育の公立学校で使用される教科書の採択については、その学校を設置する市町村や都道府県の教育委員会に権限があると私は認識しております。しかし、請願書にあるように、現行法のもとでは、教科書採択権限の所在に関する明確な成文の法的根拠が存在していないとするならば、同じように文科省が示した、教科書採択は教育委員の責任で行うことということを違法とする根拠もないことになるように思います。ですから、文科省の資料が違法であるとして回収措置を請求することはできないと思いますので、この請願には賛成できません。

委員長

今、牛山委員さんからこの請願には賛成できないという意見が出されました。ほかに、意見等ありませんか。

松本委員

子供たちにとってよりよい教科書を選ぶということが、教育委員会の重大な責務であると思っております。教科書の採択に当たりましては、当然現場の先生方、教師を初め、保護者や市民代表の方々の意見を十分考慮をする必要がありまして、その上で教育委員会として合議制に基づいて責任を持って決定するものと思っています。文科省の資料も、教師らの意見を全く排除して、教育委員が独自に評価した教科書を採択するということを求めたわけではないと思っておりますので、私も賛成はできません。

委員長

松本委員からも、賛成できないという意見ですが、いかがでしょうか。

教育長

文科省が示しております、調査委員会の報告書を鵜呑みにしないというのは、あくまでも教育委員としての職責について述べたものであろうと理解しております。そして本市は、請願書にありますような指定都市の教育委員、あるいは教育長協議会の参加市ではなく、資料も現在受け取っているような状況ではないので、改めてその資料の回収請求を出すような立場にはないと思います。

委員長

今、3名の委員からは、請願には賛成できない、もしくは回収請求を出すような立場にはないという意見が出ましたが、ほかにありますでしょうか。

教育長

確かに、今年は平成28年度使用の中学校の教科書採択の年度にはなります。採択に当たっては、文部科学省の方から正式な採択の通知を提示していくというように理解しております。この現時点では、まだその通知も受け取っておりませんので、まだそういうふうに教科書採択の内容等について、教育委員が話し合うような時期、段階ではないと考えております。

委員長

ほかに、意見等ありませんか。(なし)

委員長

ご意見もないようですので、採決して構いませんか。(異議なし)

委員長

それでは、採決いたします。

本件を不採用とすることに賛成の方、挙手をお願いいたします。(全員賛成)

委員長

挙手全員であります。したがって、本件は不採択と決定しました。

委員長

以上で本日の日程は終わりました。

何かこの機会に質問したいことやご意見ありましたらお願いします。(なし)

委員長

それでは、これにて、平成27年第5回定例会を閉会します。

お問い合わせ

生涯学習政策課

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館3階

電話:089-948-6588

E-mail:kyseisaku@city.matsuyama.ehime.jp

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