実践的学生防災リーダー育成プログラム

松山市では、官学民の連携で成長を支え育てた防災のスキルを持った大学生が、地元・松山市で就職することで、地域（防災）の活性化と若返りが図られ、就職後何十年と本市の地域防災の牽引役として活躍し続けていける仕組みづくりに取り組んでいます。
若い世代の地域での活躍の場を創出し、地域の宝が地域で花開く、防災ひとづくりによる地域創生を進めていきます。

松山市では、平成28年度より愛媛大学と連携して、大学生が学校の単位を取得できる防災士養成講座「環境防災学」を開講しています。
市内4大学、2短期大学から毎年200名を超える大学生が受講しており、若い防災リーダーとなる大学生防災士が多く誕生しています。

「防災リーダークラブ」は、大学生防災士で組織するNPO団体です。松山市と連携して、地域の防災訓練や研修会への参加や地区防災計画の策定支援、小学校や中学校での防災教育など、幅広い場面で活躍しています。

　防災の知識と技術を身に付け、様々な場面で活躍する大学生は「地域の宝」として、末永く地域に関わってほしいことから、商工会議所と連携して、大学生が地元企業を防災の目線で研究し、商品開発や販売促進などの提案をおこなう「企業研究」やインターンシップへの参加などを通じて、大学生と地元企業との出会いの場を創出し、地元就職率の向上に努めています。