令和3年4月25日 新型コロナウイルス感染の確認について

更新日:2021年4月25日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和3年4月25日(日曜日) 午後5時30分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:5人

(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/hodo/202104/honbu20210425.html)

議題

  • 新型コロナウイルス感染の確認について

会見要旨

 それでは、新型コロナウイルス感染症の確認についてお知らせします。
 市民の皆さんには不要不急の外出自粛にご協力いただき、ありがとうございます。本日から松山市が対象区域として指定されたまん延防止等重点措置の期間が始まりました。本日4月25日(日曜日)から5月11日(火曜日)までです。
 行動要請などは県内の感染対策期が延長された4月22日(木曜日)からまん延防止等重点措置と同等レベルの対策をしており、松山市では防災行政無線、まつやま防災メール、市の公式LINEなどさまざまな手段で市民の皆さんへ不要不急の外出自粛や感染対策の徹底を呼び掛けています。市民の皆さんには引き続き感染の拡大を抑えるため、ご理解とご協力をお願いいたします。
 指定されたという事実で感染が収束するわけではありません。市民の皆さんお一人お一人がこれまで以上に感染回避のための行動をどれだけ徹底していただけるかにかかっています。松山市民が一丸となって、この危機的な状況を乗り越えなければなりません。
 感染拡大の大きな要素である飲食店由来の感染を早期に抑え込むため、市内の飲食店には既に営業時間の短縮が要請されています。加えて本日から入場者が密にならないような整理誘導を行うこと、マスクの着用などに正当な理由なく応じない者の入場禁止、アクリル板などを設置するほか座席の間隔を確保、換気の徹底などを措置するよう要請されました。また国の基本的対処方針の変更では、新しく飲食店に酒類の提供を終日取りやめるよう県から要請できるようになっています。愛媛県では現時点でこうした要請はされていないものの、1週間程度感染状況を見極め、どうしても必要があれば次の手段として検討されるということです。
 飲食店の皆さんには大変厳しい状況と思いますが、感染の拡大を防ぐためご協力をお願いします。市民の皆さんは飲食店が閉まっているからといって友達や親戚の家に集まって飲み会をしたり、バーベキューパーティーなどを開催したりしないようお願いします。

 このところ会食など感染リスクが高い行動がなく、行動歴は仕事と買い物だけの方が陽性になる事例が目立ちます。感染防止のためには外出や人との接触を避けることが最も重要です。愛媛県内では仕事やプライベートを含め、外出を少なくとも5割削減するという目標です。それが求められるほど市内の感染状況や医療負荷は危機的な状況です。

 親戚やご友人とは今年のゴールデンウィークは帰省などしないことを話し合い、感染が収束するまでは同居のご家族とご自宅でゆっくりと過ごしてください。2日分の買い物をまとめてして外出を5割削減してください。また県外に限らず県内でも旅行や帰省は控え、親戚や友人など身近な間柄でも接触を避けてください。親戚や友人などに帰省などを控えるよう呼び掛けてください。何としても感染を抑え込むため、不要不急の外出を自粛し、感染の連鎖を断ち切り、また県外との不要不急の往来を自粛して、県外から感染を持ち込み、持ち帰るのを防がねばなりません。事業者の皆さんにはテレワークや時差出勤などをさらに進めるようお願いします。そして「本当に今すぐ必要な外出なのか?」「生活していく上で欠かせない外出なのか?」しっかりと考えていただき、いつも顔を会わせている人以外との接触を避け、感染拡大を何としても抑え込むことができるようご協力をお願いします。

 感染について、昨日は既存事例8名、新規事例5名、合わせて13名の感染を確認し、本市での累計は1,416人になりました。感染された方にお見舞いを申し上げ、また1日も早い回復をお祈りします。
 246例目職場内クラスター3では新しく1名が陽性で、発生店舗の従業員などが9名、その他の店舗の従業員などが7名、それ以外の方が1名増えて10名で感染者は合わせて26名になりました。濃厚接触者で自宅待機中に再検査した結果です。382例目飲食店クラスター8では新しく2名の陽性を確認しました。従業員が7名、利用者が5名、それ以外が2名増えて6名で合計18名になりました。うち1名は濃厚接触者で自宅待機中に再検査した結果です。
 引き続き店側からの呼び掛けを受けた方は松山市保健所に連絡し、必要な調査と検査にご協力をお願いします。プライバシーは必ず守ります。第2の繁華街クラスターに発展させないため、利用客の皆さんの協力が必要です。クラスターが発生している2軒のホストクラブ関係者の発症日からすると、この1~2週間で感染が広がった可能性があります。そこで4月7日(水曜日)以降、市内の繁華街のホストクラブで働いた方や利用した方は、症状の有無にかかわらず念のため松山市保健所にご連絡をお願いします。加えてホストクラブに限らず接待を伴う飲食店を利用した方、従業員の皆さんで少しでも体調不良を感じておられる方は外出を控え、直ちに医療機関を受診してください。そのほか新規は5事例で5名が陽性でした。

 さて、時短営業や外出自粛などの影響を受けている事業者への支援で私の思いを少しお話します。

 感染の拡大で今年1月以降、市内の飲食店に営業時間の短縮要請が繰り返されていることや繁華街クラスターで売上が見込まれる歓送迎会シーズンにも波及したことなどで、飲食店に限らず納入事業者にも影響が出ていると承知しています。また4月8日(木曜日)以降に感染対策期へ移行し、不要不急の外出自粛が呼び掛けられ、飲食店と直接取引がない事業者にも影響が出ています。こうした中、松山市では時短営業や外出自粛などで売上が減少し、厳しい経営状況が続く地元企業を何とか元気づけたいと考え、愛媛県に県市が連携して支援できないかと働きかけを重ねた結果、県に理解を示していただき、県市連携の事業者支援制度が実現する見込みになったと認識しています。

 その一方で県が発表している現時点の制度では、売上が50%以上減少した事業者がベースで最終調整中の段階と聞いています。現地・現場に最も近い基礎自治体として市内事業者の声を直接お聞きし、コロナ禍の中で事業者の皆さんは新しい取引先を開拓したり、他の事業へ展開したり、苦しい経営状況を何とか改善しようと必死に頑張っている、と言われていました。私はこうした厳しい経営環境でも業態の転換や取引先の開拓など、知恵や工夫で売上の減少幅を少しでも抑えようと努力する市内事業者を広く支援する必要があると考えています。
 そこで売上減少率が50%に満たない事業者にも支援を行いたい考えです。今は感染拡大を何としても抑えることを最優先に考える時で市内事業者の皆さんにとって、本当に厳しい状況だと思います。松山市としても精一杯支援し、地元経済を応援していきたいと考えています。事業者の皆さんには大変苦労をお掛けしますが共にこの困難を乗り切っていただきますようお願いします。
 以上です。

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〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館3階

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