小児の肺炎球菌感染症の定期予防接種

更新日:2024年3月28日

令和6年4月1日より、従来の13価ワクチン(沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン)に新たに2種類の肺炎球菌に対応する成分が追加された15価ワクチン(沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン)が定期接種の対象となります。
すでに13価ワクチンで接種を開始している方も、残りの回数を15価ワクチンに切り替えて接種します。

小児の肺炎球菌感染症とは

 肺炎球菌は、細菌による子どもの感染症の二大原因のひとつです。この菌は子どもの多くが鼻の奥に保菌していて、ときに細菌性髄膜炎、菌血症、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎といった病気を起こします。肺炎球菌による化膿性髄膜炎は、年間150人前後が発症していると推定されていましたが(致命率や後遺症例の頻度が高く、約21%が予後不良とされています)、現在は肺炎球菌ワクチンが普及し、肺炎球菌性髄膜炎などの侵襲性感染症は激減しました。

定期予防接種について

対象者

松山市に住民登録をしている生後2か月から生後60か月に至るまでの間にある方

接種間隔・接種回数

接種開始時の月齢で接種回数が異なります。
(1)生後2か月~生後7か月未満で接種開始する場合(合計4回接種)
・初回接種:27日以上の間隔をおいて3回
 ※生後24か月に至るまでに接種し、超えた場合は初回接種は行わない。追加接種は実施可能。
 ※2回目の接種が生後12か月を超えた場合、3回目の接種は行わない。追加接種は実施可能。
・追加接種:生後12か月以降に、初回接種3回終了後60日以上の間隔をおいて1回  
(2)生後7か月~生後12か月未満で接種開始する場合(合計3回接種)
・初回接種:27日以上の間隔をおいて2回
 ※生後24か月に至るまでに接種し、超えた場合は初回接種は行わない。追加接種は実施可能。
・追加接種:生後12か月以降に、初回接種終了後60日以上の間隔をおいて1回  
(3)生後12か月~生後24か月未満で接種開始する場合(合計2回接種)
・60日以上の間隔をおいて2回
(4)生後24か月以上で接種開始する場合
・1回のみ

予防接種の受け方

予防接種は委託医療機関で受けます。体調の良い時に接種をしてください。

予防接種に必要なもの

  • 予防接種手帳(予診票)
  • 母子健康手帳

お問い合わせ

保健予防課 予防接種担当
〒790-0813
愛媛県松山市萱町六丁目30番地5 松山市保健所1階
電話:089-911-1858  FAX:089-923-6062
E-mail:hokenyobou@city.matsuyama.ehime.jp

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