麻しん(はしか)

更新日:2024年3月14日

麻しん(はしか)にご注意ください!

現在、海外での麻しんの流行が報告されており、国内でも海外からの持ち込み事例と、それに伴う麻しん患者の発生が報告されています。
今後も全国各地で麻しん患者が発生する可能性がありますので、旅行を計画されている方は、感染症拡大防止のために次のことに注意してください。

(1)旅行前に、御自身の母子健康手帳で、予防接種歴を確認しましょう。

  • MRワクチン、MMRワクチン、新三種混合ワクチンのいずれかの記載があれば接種済みです。
  • 未接種の方はMRワクチンの接種をお勧めします。
  • 接種したか分からない方も、MRワクチンの接種をお勧めします。
  • 1回接種済みの方も、できればもう一回、接種の追加をお勧めします。

(2)麻しん患者発生地への旅行後は、帰ってから2週間、健康観察をしましょう。

  • 発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状があったら、早急な受診をお勧めします。
  • 受診の際は、まず医療機関に電話連絡し、症状と、麻しんかもしれない旨を伝え、医療機関の指示に従って受診してください。また、周囲への感染を防ぐため、自家用車などで移動してください。

麻しん(はしか)とは

麻しんウイルスの感染によって起こり、時には脳炎を発症するなど重症になることや、肺炎や中耳炎などを合併することもあります。

麻しん(はしか)について

感染経路

空気感染、飛沫感染、接触感染

潜伏期

約10日から12日間

症状

カタル期:2日から4日間、発熱、せき、鼻水など「かぜ」に似た症状が続く

症状

発しん期:一旦熱が下がるが再び高熱が出て、顔・首・全身に発しんが現れ3日から5日間続く。

症状

回復期:発熱はおさまり、発しんは色素沈着を残して消退する。

ウイルス排出の可能性のある期間

発熱出現1~2日前から出現4日目頃まで

治療

対症療法

患者に接触した時

接触後72時間以内であれば、予防接種により発症予防効果が期待できる 。

学校保健安全法

解熱した後3日を経過するまで出席停止

予防方法について

・麻しんを予防するには、麻しん風しん混合(MR)ワクチン又は麻しん単抗原ワクチンの接種が有効です。 麻しんの予防接種歴については、母子健康手帳で確認してください。

関連リンク

症状があるときは

発熱や発しんなどの症状があるときは、まず電話で医療機関に受診方法を確認した上で、早めに受診しましょう。

関連情報

お問い合わせ

保健予防課 感染症対策担当
〒790-0813 愛媛県松山市萱町六丁目30-5 松山市保健所 1階
電話:089-911-1815  FAX:089-923-6062
E-mail:hokenyobou@city.matsuyama.ehime.jp

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