令和5年度 松山市総合防災訓練を実施し、フィリピン国マカティ市の防災担当者が参加します

更新日:2023年10月20日

発表内容

目的

 南海トラフを震源とする巨大地震が発生する想定で、令和5年度松山市総合防災訓練を実施します。
 平成23年6月に「津波対策の推進に関する法律」が制定され、1854年安政南海地震が発生した11月5日が「津波防災の日」に定められました。松山市は毎年その時期に合わせ、総合防災訓練をしています。
 防災関係機関をはじめ、民間協力団体や事業所、自主防災組織が一体になり、実践的な訓練を、市内4つの消防署管轄の輪番で実施しています。
 今年は南消防署管轄の、松山市立南中学校で行います。地区の特性に応じ防災体制をさらに充実させ強化し、応急対策の機能を高め、安全で安心なまちづくりを目指します。
 また、フィリピンのマカティ市から松山市の防災を視察するため防災担当者が来松し、訓練に参加します。

日時

令和5年10月29日(日曜日)午前9時から午前11時15分まで ※小雨決行です。

場所

松山市立南中学校(松山市東石井七丁目2-52)

参加者と人数

訓練講評 松山市長 野志 克仁
ほか71機関、団体、市民など 2,000人程度、フィリピン国マカティ市 防災担当者 5人

訓練想定

令和5年10月29日(日曜日)午前9時頃、四国沖の南海トラフを震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生し、松山市でも一部の地域で震度7を観測しました。
石井地区では、家屋の倒壊で人的被害が多数発生し、ライフラインも寸断され、市民生活が大きく混乱している状況を想定して、訓練を実施します。

主な訓練内容

●地震避難訓練 (9:00~9:10)
・石井小学校の児童と南中学校の生徒と教員、地域住民が避難訓練
●情報収集訓練 (9:15~9:20)
・バイクで被害状況を確認し、本部に報告する訓練
●避難所開設運営訓練、福祉避難所開設運営訓練 (9:15~11:00)
・感染症に配慮した開設、運営訓練
・避難所運営に関する研修 など
●がれきからの救出訓練、施設からの救出訓練、応急救護訓練 (9:25~9:40)
・自主防災組織が倒壊した木造家屋のがれき下から住民を救出し、救出した負傷者を手当てする訓練
●通行規制訓練、道路障害物撤去訓練、通行障害車両搬出訓練(9:40~9:55)
・協定事業者が道路の障害物や通行に支障のある車両を撤去する訓練
●災害廃棄物処理、防疫訓練 (9:55~10:05)
・災害廃棄物を収集し、感染症防止のため消毒を実施する訓練
●緊急支援物資輸送整理訓練 (10:05~10:15)
・協定事業者が緊急支援物資を搬送し、南中学校の生徒や消防団が協力して物資拠点に運び入れる訓練
●ライフライン復旧訓練 (10:15~10:30)
・寸断された水道、ガス、電気、電話を応急復旧する訓練
●消火、救出、救護訓練 (10:30~11:00)
・被災建物から発生した火災を消火し、要救助者を連携して救出する訓練
・救出された多数の負傷者を救護する訓練
●緊急支援物資(医薬品)搬送訓練 (10:35~10:40)
・応急救護所で不足している医療品を搬送する訓練
●ヘリコプター吊上救助訓練 (11:00~11:10)
・建物屋上に取り残された要救助者を陸上自衛隊が救出する訓練
●訓練講評 (11:10~11:15) 松山市長 野志 克仁
●炊き出し訓練(11:15~)

※マカティ市の防災担当者は、避難行動要支援者避難訓練(9:10~)、避難所開設運営訓練(9:15~)に参加するほか、展示ブースを見学したり炊き出しを試食したりします。

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DC (新規ウインドウで開きます。)Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

お問い合わせ

防災・危機管理課
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7番地2 本館5階
課長:池田 篤司
担当執行リーダー:内田 善朗
電話:089-948-6794
E-mail: kikikanri@city.matsuyama.ehime.jp

本文ここまで

サブナビゲーションここから

2023年10月

情報が見つからないときは

よくある質問

広告枠

サブナビゲーションここまで