「道後アート2023」で、「ハダカヒロバ秋まつり」と「西中千人『道後錦秋茶会／酒宴』」を開催します

更新日：2023年10月13日

発表内容

ハダカヒロバ

目的

　日本最古といわれる道後温泉では、本館保存修理後期工事期間に合わせ「みんなの道後温泉活性化プロジェクト」を令和6年3月までの3年間で実施しています。
　最終年は、令和5年4月14日（金曜日）から「道後アート2023」を開催しています。

　その一つで、令和5年10月21日（土曜日）と22日（日曜日）の2日間、「ハダカヒロバ秋まつり」を開催します。「ハダカヒロバ（道後温泉別館飛鳥乃湯泉中庭）」を中心に、アーティストが多彩なパフォーマンスを披露し、秋の行楽シーズンに道後のまちの賑わいを創り出します。

　また令和5年10月21日（土曜日）に、クラフトミュージアム特別企画「西中千人『道後錦秋茶会／酒宴』」を開催します。道後アート2023のクラフトミュージアム「U.F.O.-Unidentified Fabulous Object-未確認工芸物体」展に参加するアーティストで、ガラス造形作家の西中千人さんがガラスの器を楽しむ茶会と酒宴を行います。

期間

令和5年10月21日（土曜日）、22日（日曜日）

場所

ハダカヒロバ【道後温泉別館飛鳥乃湯泉中庭】（松山市道後湯之町19-22）

10月21日（土曜日）　～敵か味方か。味方か敵か。～

【時間】午前11時～午前11時40分、午後1時～午後1時40分
【出演】杉山田スギオとスウィートメモリーズ、和太鼓集団鼓組
【内容】杉山田スギオとスウィートメモリーズが地元愛に溢れた音楽パフォーマンスを披露します。和太鼓奏者の奏でる音楽とトークのショーを楽しめます。

10月22日（日曜日）　いっぺん捨てて、沸く涌く踊ろ

【時間】午後2時～午後3時
【出演】快快-FAIFAI-、とくさしけんご、田中美希恵
【内容】現代パフォーマーたちが「捨聖」と呼ばれた時宗の開祖一遍上人の生涯を、愉快に楽しく踊りで表現します。ハダカヒロバ、商店街、道後温泉本館横、上人坂を練る歩き、一遍上人生誕の地の宝厳寺で舞を奉納します。

10月21日（土曜日）　クラフトミュージアム特別企画　西中千人「道後錦秋茶会／酒宴」

●道後錦秋茶会　(1)午後2時 (2)午後3時 (3)午後4時
【場所】道後舘　特別客室302（道後多幸町7-26）　※特別展示は特別客室307
【内容】西中千人さんを席主に、茶会を行います。西中さんから作品の制作秘話やガラスの魅力を聞きながら、ガラスの器とお茶を楽しめます。また、1日限りで西中さんの作品を特別展示します。
【定員】各回10名程度　【会費】税込2,000円

●道後錦秋酒宴　午後7時～午後8時30分
【場所】山澤商店（道後湯之町4-52）
【内容】道後の酒屋・山澤商店で西中さんの話を聞きながら、道後の老舗酒造の水口酒造の名酒を楽しめます。西中さんの作品「呼継盃」で道後の名酒をいただく贅沢な酒宴です。
【定員】10名程度　　　【会費】税込5,000円

●申込　※道後錦秋茶会、道後錦秋酒宴で共通です
【募集期間】令和5年10月13日（金曜日）～令和5年10月20日（金曜日）
【申込方法】応募フォームから、名前や連絡先など必要事項を入力し、申し込んでください。先着順です。

西中千人（にしなかゆきと）さん

西中千人さん

ガラス造形作家
星薬科大学薬学部卒業後、カリフォルニア美術大学で彫刻とガラスアートを学ぶ。「命の煌めき・再生・永遠の循環」をテーマに、古の日本の美にインスパイアされたガラス表現を追求。代表作は金継の美意識を礎とした「ガラスの呼継」と宇宙と命のつながりをメッセージとしたアート空間。リサイクルガラスを用いた作品でサステナブルな社会の実現を提言する活動も行う。ガラス枯山水「つながる」を京都法然院に奉納(2019)。
パリ装飾美術館「ジャポニスムの150年展」(2018)、香港大学美術博物館「藝流不息展」(2019)に出展。オックスフォード大学アシュモレアン博物館、ヴィクトリア＆アルバート博物館（イギリス）他に作品が収蔵。第1回現代ガラスの美展 in 薩摩大賞、WIRED / CREATIVE HACK AWARD 2013 グラフィック賞、ドイツWorld Media Festivals 金賞、サーキュラーアワード / サーキュラーエナジー賞他受賞。2021年度みんなの道後温泉活性化プロジェクト「クリエイティブステイ公募プログラム」に参加。