一草庵
更新日:2022年4月4日
庵の利用(貸し出し)の新規受付を再開します
オミクロン株の感染対策を強化するため、停止していた庵の利用(貸し出し)の新規受付を4月1日(金曜日)から再開します。
利用の再開について
新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため臨時休場していましたが、感染拡大防止対策を徹底し、10月1日(金曜日)から利用を再開します。
- 感染拡大防止のため、土曜日、日曜日、祝日の施設公開にあたり、案内人の説明等は休止します。
- 必要に応じて入場を制限する場合があります。
一草庵のご案内
一草庵
概要
「一草庵」は、自由律俳人、種田山頭火の終焉の場所です。山頭火は、大正15(1926)年、一笠一杖一鉢の行乞行脚の旅を始め、その間、山口県小郡町に「其中庵」、湯田温泉に「風来居」を結びますが行乞を止めず、自然と一体となり、自己に偽らず、自由に一筋の道を詠い続けました。昭和14年(1939)年12月、友人の好意により御幸寺境内に庵住、「一草庵」と名付けられました。在庵10か月、昭和15(1940)年10月11日に永眠。享年59歳。
『一草庵記』 昭和15年(1940)年5月
わが庵は御幸山すそにうづくまり、お宮とお寺とにいだかれてゐる。
老いてはとかく物に倦みやすく、一人一草の簡素で事足る。
所詮私の道は私の愚をつらぬくより外にはありえない。
おちついて死ねさうな草萌ゆる
所在地及び利用時間
松山市御幸1丁目435-1 (地図はこちら(外部サイト))
見学時間 | 外観見学自由(ガラス戸越しに内部が見えます) | |
---|---|---|
庵の内部公開 | 2月1日~6月30日および |
午前9時~午後5時 |
7月1日~8月31日の土・日・祝日 |
午前9時~午後5時30分 |
|
11月1日~12月27日および |
午前9時~午後4時30分 |
|
交通機関 | 伊予鉄市内電車赤十字病院前電停より徒歩7分 |
庵をお貸しいたします
講座等の会合を行うために、一草庵をご利用いただけます。
利用をご希望される方は、松山市教育委員会文化財課へお問い合わせください。
- 使用料 1時間ごとに500円
- 利用時間 午前9時~午後4時(内部公開日はご利用いただけません)
- 教育課程の一環として児童生徒及び引率者が使用する場合は、全額免除となります。
令和3年度特別公開日
令和3年度は、通常の公開日以外に
10月1日(金曜日)、10月11日(月曜日)、12月15日(水曜日)
に内部公開を予定しております。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため内部公開を中止することがありますので、その旨ご了承ください。
種田山頭火を学ぶ
施設の概要
開設(設置)年月日 |
平成21年4月4日 |
---|---|
主な施設の建築 |
昭和27年10月11日 竣工 |
主な施設の構造 |
木造平屋建 |
敷地面積 |
578.93平方メートル |
建築面積 |
32.29平方メートル |
地図
お問い合わせ
文化財課(史跡整備担当)
〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階
電話:089-948-6891
