熟田津の道沿道地区広告景観整備事業
更新日:2024年4月1日
景観保全型広告整備地区の指定
地区指定告示日
平成13年4月1日
地区指定範囲
道後湯之町及び道後喜多町の一部(市道道後71号線の一部)
通称
「熟田津の道(にきたつのみち)」 と呼ばれている。(延長387.5m)
指定地区の概要
名称のいわれ
万葉集の額田王(ぬかたのおおきみ)の句
「熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今はこぎ出でな」 にちなむ。
沿線の概要
地区の活性化と地域住民の生活向上を図るため、「水と緑を十分に取り入れた、潤いと憩いとふれあいのある、歩いて楽しい道路」を目指して整備されており、 路面清掃、散水などの維持管理に地元町内会の積極的な参加を受けているほか、第4土曜日には「湯あがり朝市」なども開催されている。
整備の概要
路面を石畳・水路は石張り・ガス灯風の街路灯・ベンチ・市花「椿」を植栽
指定地区における屋外広告物に対する考え方
広告物等の表示・掲出及び補助金交付
基本理念に則り、物件の位置・形状・面積・色彩・意匠等を次のように定めている。
都市景観の向上に貢献できる広告物の表示と掲出を重点的に誘導し、美しく魅力あるまちなみを形成する
必要から、松山市屋外広告物条例に基づく「景観保全型広告整備地区」に指定し、広告物による良好な都
市景観形成を図るにあたり、次の基本理念を以って行われる広告物等の整備に対して、補助金を交付す
ることとしたものである。
- 湯の町「道後」の情緒を醸し出す通りの創造
- 環境との調和を重視したまちなみづくり
- まちの美観と住民の暮らしを尊重した生活空間の形成
項 目 |
内 容 |
---|---|
位 置 |
木造建築物の屋根及び2階建て以下の建築物においては、原則として屋外広告物の表示及びその屋根面への掲出を禁止する。 |
形 状 |
広告物の形状はまちなみとの調和のとれたものとする。 |
面 積 |
広告物の面積は建築物との調和のとれたものとする。 |
色 彩 |
湯の町の情緒を醸し出すものとする。 |
意 匠 |
個々の個性を尊重しつつも統一感のあるものとする。 |
表示方法 |
はり紙、はり札、立看板、のぼり又は旗については、掲出場所を指定しそれ以外の場所への掲出を禁止する。 |
その他 |
公共サインについては、地元地区のイメージを演出し、他の広告物等の先導的役割を果たすものであるものとする。 |
補助金 |
必要な経費の3分の2(限度額30万円)既存広告物の撤去費用を含む |
指定区域図
熟田津の道沿線地図
熟田津の道 シンボルマーク
熟田津の道 シンボルマーク
シンボルマークの意味
熟田津に
船乗りせむと
月待てば
潮もかなひぬ
今は漕ぎ出でな
万葉集のなかで額田王が詠んだ歌の中から
月 - 移ろいいく歴史、年月、時間
潮 - 瀬戸内海へと続く、この道の意味
をイメージしている。
統一サイン・色彩事例
色彩事例
ファサードデザイン事例
公共サイン事例
お問い合わせ
建築指導課
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館9階
電話:089-948-6509
