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火災調査

更新日:2012年3月1日

 火災調査とは、火災が鎮火した後に火災現場から火災原因に繋がる痕跡を探し出し、火災原因を究明したり、火災による被害状況を調査することです。そのために、関係者への聞き込み、火災現場の発掘、焼損物の採取などを行っています。

火災現場での発掘作業

焼損物の収去作業

原因調査車

原因調査車

 原因調査車は、火災調査に必要な資機材を積載している車両です。
 火災が発生した際に、消防隊と一緒に出動する場合や火災が鎮火した後に、単独で出動する場合があります。
 車両前部は運転手を含め最大5名まで乗車でき、後部は火災調査に必要な資機材を積載しています。

火災調査室

 火災調査室とは、火災現場で収去した焼損物を分解して調査したり、火災の発生するメカニズムを調査したりする場所です。火災調査室には、調査するための様々な機器が設置されており、その機器を使用して火災原因を究明します。

火災調査室

鑑識作業

エックス線透過検査装置

 エックス線透過検査装置とは、対象物にエックス線を照射し、分解することなく内部の状況を観察する装置です。
 エックス線透過検査装置を使い、火災現場から回収した電化製品や焼損し脆くなった物、溶融固着した物品などにエックス線を照射し、火災原因に起因する重要な部分を破壊することなく内部観察を実施し、その映像を写真で保存します。

エックス線透過検査装置

コード半断線のエックス線写真

デジタルマイクロスコープ

 デジタルマイクロスコープとは、顕微鏡カメラで撮影した対象物をモニター画面に写し出し観察する装置です。
 火災現場から回収した電化製品などの制御基板や配線などについて、肉眼では確認できない部分を拡大して観察したり、その映像を写真として保存します。

デジタルマイクロスコープ

配線のショート痕

赤外線サーモグラフィー

 赤外線サーモグラフィーとは、対象物から出ている熱(赤外線放射エネルギー)を検出し、色画像として表し温度分布を画像表示する装置です。
 火災の燃焼実験を行った際、火源及び周辺温度を測定し、発火に至るまでのメカニズムの解明などに役立てています。

赤外線サーモグラフィー

熱画像

ガスクロマトグラフ質量分析計

 ガスクロマトグラフ質量分析計とは、有機化合物の定性・定量分析を行う分析装置です。
 火災現場における油分の存在は、火災原因や延焼拡大要因になる可能性があるため、火災現場で存在の有無を確認することは重要です。火災現場から焼損物を採取し、ガスクロマトグラフ質量分析計で油分の有無について確認します。

ガスクロマトグラフ質量分析計

ガスクロマトグラフ質量分析計のグラフ

燃焼実験

 燃焼実験では、火災発生前の状況を再現して、実際に室内の収容物や車両などを燃やし、燃えの状況を確認します。また、天ぷら油の過熱実験やコンセントとプラグとの間でトラッキング現象を発生させたりして、火災発生のメカニズムを解明します。

車両の燃焼実験

天ぷら油の発火実験

お問い合わせ

予防課
〒790-0811 愛媛県松山市本町六丁目6-1
電話:089-926-9216
E-mail:sbyobou@city.matsuyama.ehime.jp

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