埋蔵文化財

更新日:2012年6月22日

 埋蔵文化財とは、土地に埋蔵されている文化財で、一般的には学術目的又は開発行為に伴う遺跡の記録保存を目的とした発掘調査に伴い出土した遺構及び遺物等を指します。原則として、概ね中世までに属する遺跡(遺構及び遺物)を対象としますが、近世や近現代の遺跡についても、地域において重要なものについては埋蔵文化財として取り扱うことができます。
 松山市では、埋蔵文化財の発掘調査研究活動や、埋蔵文化財センターの保存・展示機能の充実・強化を通じて、埋蔵文化財の保存活用に努めております。

周知の埋蔵文化財包蔵地

 文化財保護法では、埋蔵文化財の保護を図るため「周知の埋蔵文化財包蔵地」が定められており、指定された範囲で土木工事等を行う場合には事前の届出が必要となっております。ご協力をお願いします。

発掘調査現地説明会

 広くみなさまに古代史への興味・関心を持ってもらい埋蔵文化財に対する理解を深めてもらうため、松山市が実施した発掘調査について現地説明会を開催するとともに、現地説明会が開催できない場合でも、ホームページへの掲載や報告書の発行などを通して発掘調査の成果について広く周知に努めています。
 また、民間の開発行為に伴う発掘調査に関し、松山市埋蔵文化財センターを管理する公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団が実施した発掘調査につきましても、文化財情報館のホームページで現地説明会や現地見学会の資料を公開しております。

出土遺物の保管及び展示

 松山市が実施した発掘調査により出土した遺物等は、松山市立埋蔵文化財センターで大切に保管されており、その展示施設である松山市考古館で見ることができます。

お問い合わせ

文化財課(埋蔵文化財担当)

〒790-0003 愛媛県松山市三番町六丁目6-1 第4別館2階

電話:089-948-6605

E-mail:kybunka@city.matsuyama.ehime.jp

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