バリアフリー

更新日:2021年12月27日

バリアフリーってどういうこと?

赤ちゃんからお年寄りまで色々な年齢の人がいたり、身体に障がいのある人、病気の人、一人暮らしの人がいれば大家族の家庭もあるなど、色々な人がいるのはごく「当たり前」のことです。
 しかし、一人一人がその個性を活かしながら、住み慣れた地域で普通に暮らしていくためには、その人にとってのバリア(壁)を取り除く必要があります。
 例えば、車椅子での移動しかできない人は、出入り口の段差やトイレの形態がバリアとなって外出先が制限されたり、赤ちゃんを連れて外出するお母さんにとっては、授乳室や給湯設備の有無、バギーでの歩行が可能かなど、不安を抱えながら外出しなければなりません。

  これらの不安やバリアを取り除き、誰もが同じように生活できることが「ノーマライゼーション」の実現であり、近年になって色々な法律ができました。

 また、障がい者・健常者に限らず子ども・高齢者・性別などを越えて、すべての人が便利に利用できるように設計された「ユニバーサルデザイン」も増えてきました。

 つまり、壁を取り除くのではなく、最初から壁を作らないという考え方です。

バリアフリー新法(平成18年)

 「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」の略称。
 ハートビル法と交通バリアフリー法を一本化したもので、公共交通の旅客施設を対象とする駅周辺などで公園や駐車場、道路なども含めてバリアフリー化を一体的に進め、高齢者や障がい者が移動しやすいまちづくりを進めます。

バリアフリーをめざして

障がいのある方にとってのバリア(障壁)には、主に次のようなものがあります。

<物理的バリア>

出入り口の段差・歩道上の自転車など

住宅改修(入口のスロープや手すりの設置など)、点字ブロックなど

<情報のバリア>

見えない信号機・聞こえないサイレンなど

視覚に障害のある人への情報支援

聴覚に障害のある人への情報支援

<心のバリア>

無知、無関心、差別など

障がい福祉の啓発

障がい者のためのマーク

 困っている人をみかけたら、「何か手伝えることはないだろうか」という気持ちを素直に相手に伝えることが大切です。

 「何かお困りですか」 「何かお手伝いしましょうか」・・・と声をかけてみましょう。

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