第7回まちと文化とアートの学校「学びの場を考える」を開催します

更新日:2020年1月17日

発表内容

目的

第7回「まちと文化とアートの学校」を開催します。この学校では毎回さまざまなゲストを招き、アートの視点から地域社会の課題を、参加者の皆さんと一緒に話し合います。
今回は、学校に居づらい子どもたちに寄り添う私設の学びの場や、障がいを持つ子どもたちの放課後の居場所づくりなど、今治で精力的に人と向き合う豊島吾一さんと一緒に、普遍的な視点から「学び」と「共生」に関して対話していきます。

日時

令和2年1月25日(土曜日) 14:00~16:00

場所

愛媛大学城北キャンパス総合研究棟2 3階・CRI-2 (松山市文京町3)

参加者

30名程度 ※当日参加できます。

内容

【テーマ】 学びの場を考える  【スピーカー】 豊島 吾一 (今治ホホホ座、今治高等学院学院長)

松山ブンカ・ラボからのメッセージ

小学校や中学校など既存の教育現場だけが「学びの場」ではありません。制度化された教育現場は「不登校」と呼ばれる「属性」を作ることによって、普通に学校へ通うことの「正しさ」という同調圧力を作ってはいないでしょうか?

あるいは、普通学級と特別支援学級のような制度も、例えば障害を持つ子どもたちが特別に配慮をなされた教育を受けることができるメリットはありつつも、普通学級の子どもたちは、障害を持つ子どもたちとの日常的な交流や対話の機会を奪われ、また「わたしたち」と「わたしたちと違うところにいるひと」という境界線を心の中に宿らせることになります。

「正しさ」や「普通」や「標準」を基準とした制度が、わたしたちの生きる社会の分断を作り、境界を作っているかもしれない。そんなところから対話を始めていきたいと考えています。

豊島 吾一  (とよしま ごいち) さん

愛媛県今治市在住。不登校を経験した子どもたちのための教育施設「今治高等学院」を運営。その仕事の傍ら、大人も子どもも楽しめる音楽フェス「ハズミズム」を主催。そこから派生した今治ホホホ座では中心市街地を舞台に音楽家やアーティストを招き、仲間と協力しながら日々さまざまな企画を行う。2019年6月には放課後等デイサービス「アマカラ研究室」を開設。それぞれの立場を超えて自然に人が混ざり合う場を目指し活動している。

まちと文化とアートの学校

「まちと文化とアートの学校」は市民と文化とまちをつなぐ支援事業「松山ブンカ・ラボ」が主催するスクールで、今年度は全9回を開催します。

松山市では文化芸術のクリエイティブな発想や価値観が、まちづくりや教育、福祉、産業などさまざまな領域に生かされることを目指しています。愛媛大学、NPOと連携し、公・民・学協働で松山市文化芸術振興計画を実現するため、「松山ブンカ・ラボ」を立ち上げ、芸術文化を通して、ひとりひとりの表現や生活を大切にする社会づくりを進める活動を行っています。その活動の一つ、「まちと文化とアートの学校」では、今年度、「まちと文化」「被災と文化」「表現と文化」をテーマに、ゲストと受講生の皆さんが一緒に考え、対話を重ねることでアートと現代社会の諸問題を考えていきます。

申込

【定員】 30人 ※先着順です。第7回からでも参加できます。
【料金】 無料
【申し込み方法】 メールまたは参加フォームで、メールアドレス、「まちと文化とアートの学校」への参加希望、氏名、住所、電話番号、年齢を入力し、お申し込みください。
メールアドレス:bunkamatsuyama@gmail.com

 (http://bit.ly/2QTO4zT)

お問い合わせ

課名:文化・ことば課
所在地:愛媛県松山市二番町四丁目7番地2
課長:大石 和可子
担当執行リーダー:池田 晋作
電話:089-948-6634
E-mail:bunkakotoba@city.matsuyama.ehime.jp

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2020年1月

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