まちづくりの考え方と経緯
更新日:2019年7月5日
松山広域都市計画での位置
総括図(位置図)
総括図(広域)
まちづくりビジョン
JR松山駅周辺地区は、空港や港と並ぶ広域交通の結節拠点として、また、松山城と松山総合公園も至近距離にあるという恵まれた都心居住地区です。今後のまちづくりにあたりましては、ビジネスや、日々の生活、あるいは買物や遊びなど様々な魅力や賑わいを生みだすため、駅周辺に新たな広域交流拠点にふさわしい魅力ある施設の誘導を図り、観光やビジネス等の来訪者に対しては、松山らしい風情や「もてなし」を肌で感じられる空間の創出によって、「もう一度来てみたい街」として、また、地域住民や日常的な利用者には「快適で魅力あるスポット」、あるいは「都心居住環境に配慮した街」として整備し、中心市街地の活性化が図られるようなまちづくりに取り組んで行きたいと考えています。
- 県都松山の陸の玄関口にふさわしい広域交流拠点の整備
- 駅周辺に拠点施設を誘導し、賑わいの創出
- 駅西地区の活性化と安全で快適な住環境に配慮したまちづくり
松山市第6次総合計画 |
まちづくりの理念 |
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松山市のまちづくり戦略 |
松山独自の財産を生かした多様な交流の促進 |
都市再生に向けた課題 |
松山独自の財産を生かした多様な交流の促進 |
JR松山駅周辺開発の方向
「集客」・「集住」・「コンパクトシティ」
- 「集客」・・・交流活動の拡大による活性化(集客、情報発信拠点、賑わい潤いのある魅力的スポットとして整備)
- 「集住」・・・都心居住の促進による活性化(土地利用転換、公共交通の利便性向上、生活拠点形成)
- 「コンパクトシティ」・・・公共交通利用の拡大(松山市「歩いて暮らせるまちづくり構想」の実現)
JR松山駅周辺地区の整備方針と流れ
平成12年度の地区再生計画では、JR関連施設を含む駅西側を『土地区画整理事業』により、道路・公園などの公共施設整備と宅地の利用増進を図り、安全で快適なまちづくりや地域の活性化を図る。JRより東側は、戦災復興の土地区画整理事業がすでに行なわれており、今後都市機能の更新を行い、にぎわいや活気のある松山を印象づけるまちづくりが望まれることから、ビルや店舗を共同で建て替えるなど、『市街地再開発事業』の手法でのまちづくりが望ましいとされています。
整備方針のイメージ図
整備方針のイメージ図
JR松山駅周辺のまちづくりの流れ
JR松山駅周辺のまちづくりの流れ
公共施設の整備方針
道路 | 幹線道路網体系の確立(本町宝塔寺線、駅西口南江戸線) 地区内骨格道路網体系の確立(駅北東西線、駅西南北線、三番町線) |
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路面電車 | 路面電車を駅前広場に引き込むとともに、さらに鉄道の西側の松山環状線まで延伸計画を検討します |
駅前広場 | 東口駅前広場の拡張整備(交通結節機能、利便性の強化、松山の顔づくり) |
先導的環境への取り組み
我が国のCO2総排出量のうち、約2分の1が主として都市活動に起因しており、このCO2排出量は顕著に増大する一方で、吸収源となる都市部のみどりは減少していることなどから、今後は都市政策として環境対策に取り組むことが急務とされています。
そのため、JR松山駅周辺地区では、連続立体交差事業及び土地区画整理事業等が実施されているこの機会をとらえ、低炭素型の環境に配慮した都市づくりに取り組むこととし、平成25年に『松山駅周辺先導的都市環境形成計画』を策定しました。
本計画は、JR松山駅周辺地区として取り組むべき環境まちづくりの基本方針と、具体的な施策、計画目標を定めたもので、今後、当地区での取り組みが松山市全体においても、先導的な役割を果たすよう、市民・事業者・行政が一体となってまちづくりを推進していきます。
松山駅周辺先導的都市環境形成計画 計画書(概要版) はじめに~3.先導的都市環境形成計画対象地区の範囲(PDF:1,419KB)
松山駅周辺先導的都市環境形成計画 計画書(概要版) 4.環境負荷削減対策の概要(PDF:1,736KB)
松山駅周辺先導的都市環境形成計画 計画書(概要版) 5.環境改善の目標(PDF:745KB)
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お問い合わせ
交通拠点整備課
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館7階
電話:089-948-6508