平成29年度笑顔のまつやまわがまち工房

更新日:2018年10月4日

平成29年度笑顔のまつやまわがまち工房 活動内容

テーマ「自転車で暮らしやすいまちを考える」

 近年、全国的にエコで健康にも良い自転車利用の機運が高まっています。そこで、今後目指していくべき方向や、今しなければならないことについて、「自転車が快適に乗れるまち」「歩行者と自転車にやさしいまち」の実現を目指し、約半年間にわたり、市民メンバー16人が研究しました。

市長トーク

 平成29年11月20日(月曜日)に報告会(市長トーク)が開催され、市民メンバーが市長に提言を行いました。

提言内容

グループ1 「自転車の走行ルールを守る環境づくり」

  • 現状

  1.県内の自転車交通事故発生件数、傷者数は減少
  2.県内の自転車交通事故件数、約8割が走行ルール違反
  3.20~50歳代が学ぶ場、周知する機会が少ない

  • 課題

 『自転車の走行ルールの周知・啓発活動ができていない』

 自転車には運転免許証のような制度はなく、正しい乗り方やルールを教わる機会が少ないことや乗り物に乗っている意識が薄いことなどから、自転車の走行ルールやマナーに疎い人が多い。

  • 提案

  『左側通行を周知するイベントの開催』

  1.サンタクロースや坊っちゃんの登場人物格好で参加して注目度を高める
  2.ご当地アイドルに参加してもらい、話題性を一層高める
  3.走行ルートに「左側通行」ののぼりなどを配置
  4.参加者への記念品として無料駐車券を配布

  • 効果

  1.SNSによる拡散等により、参加者以外の人にも左側通行を知ってもらえる
  2.内容を拡充することで、ほかのルールや認知度も向上させることが可能

グループ2 「安全な自転車交通を目指す!」

  • 現状(課題)

  1.自転車の利用者が事故を起こしやすい場所がある
  2.中之川通線(竹原付近)では、歩行者や自転車の通行が危険である

  • 提案

 1.『住宅街にある見通しが悪い交差点の改善』
  (1)街灯の設置
  (2)赤色灯(交差点注意喚起ランプ)の照度向上

 2.『市街地で路肩が狭く自転車と自動車が混在する道路への対策』
  (1)信号の切り替えサイクルの見直し
  (2)ボランティアによる監視

 3.『スピードが出やすい下り坂が続く道路の対策』
  (1)減速帯の設置
  (2)注意喚起の標識や看板の設置

 4.『中之川通線の拡幅工事について』
  自転車利用者と沿線住民が利用しやすい自転車専用通行帯を設置

  • 効果

 歩行者や自転車・自動車を運転する人が安心して利用できる道路が整備されることにより、安全な「まち」が形成される。

グループ3 「コミュニティサイクルが走るまちづくり」

  • 現状(課題)

  1.大学内に放置自転車があふれている
  2.郊外の観光は移動手段が乏しい
  3.街中は行きたい場所に無料駐車場がない

  • 提案

  『松山市民と観光客が気軽に利用できるコミュニティサイクルを整備』

  1.大学生が必要なくなった自転車と大学に放置されている自転車を再利用する
  2.郊外にサイクルポートを設置して地域の魅力を体験してもらう
    ・伊予鉄久米駅(自転車遍路+弘法大師コース)
    ・JR伊予北条駅(風早めぐりコース)
  3.松山市駅と松山市役所にサイクルポートを設置する

  • 効果

  1.大学内の放置自転車が解消
  2.再利用が可能な自転車の有効活用
  3.郊外の観光地を魅力発信することで、観光客の滞在日数が増加
  4.街中移動の利便性が向上することにより、仕事の効率が上昇

お問い合わせ

タウンミーティング課

〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館9階

電話:089-948-6333

E-mail:town-m@city.matsuyama.ehime.jp

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