みんなで歩いて暮らせるまちづくり(街路整備)

更新日:2023年11月15日

歩いて暮らせるまちづくり(街路整備) 

「た・か・ら・み・が・き」によるまちづくり

 松山には、1603年に築城された松山城や、国の重要文化財である道後温泉本館、坊っちゃん列車はもちろんですが、その他にも全国に誇れる宝がたくさんあります。私たちがするべきことは、この松山にある宝を磨いていくことです。
 た・か・ら・み・が・きの「が」は、「街路整備」の頭文字でもあります。
 街路整備とは、みちづくりという意味ですが、そこには今までの車社会の時代とは違った、深い意味があると考えています。

松山市が目指すまちづくり ~「歩いて暮らせるまち松山」~

 松山市では、これから本格化する人口減少や少子高齢化など、取り巻く環境が急激に変化する中、持続可能な都市づくりを目指し、都心部の機能強化や生活拠点の形成など、「コンパクト・プラス・ネットワーク」の形成に取り組んでいます。
 このような中、「松山城」や「道後温泉本館」など国内外に誇れる観光資源や、商業・業務機能などが集積する中心市街地では、安全に歩いて、健康で、生き生きと暮らせる、そして「賑わい」を生み出す空間の創出を目的に、都市機能を高める拠点とネットワークの整備を進めています。

中心部
都市機能を高める拠点とネットワーク

これまでの取組

ロープウェイ通り(平成18年度完成)

 ロープウェイ通りは、松山城に登るためのロープウェイ駅舎が存在する松山城への玄関口でしたが、歩行者通行量の減少や空き店舗の増加が進んでいました。
 平成11年に無電柱化を行う路線に位置付けられたことを契機に、道路空間をどうすべきかなど、官民が協働で議論を行い、平成18年4月に、リニューアル工事が完成しました。
 現在ある道路空間をそのままに、車道を1車線無くして歩道空間として再配分したのが大きな特徴です。


ロープウェイ通りの道路空間再配分

道後温泉周辺地区の整備(平成21年度完成)

 1894年(明治27年)に建設された道後温泉本館の周辺は、歩行者と自動車が錯綜しており、歩行者のための空間が狭かったことが課題でした。
 そこで、道後温泉駅周辺や道後温泉本館に流入する自動車を抑制するため、自動車の主動線を変更し、歩行者空間を増大させる整備を進め、平成21年度に完成しました。


道後温泉周辺地区の整備内容

花園町通り(平成29年度完成)

 花園町通りは、城山公園に隣接しており、公園内には野球場、陸上競技場などのスポーツ施設等が立地し、多くの人でにぎわっていましたが、施設の郊外移転に伴い、花園町通りは歩行者通行量の減少や空き店舗の増加に加え、アーケードの老朽化など、商業活性化や景観面で課題を抱えていました。
 また、自動車交通量も、片側一車線で処理できる状況となっていたため、ロープウェイ通りと同様に、車道や副道の空間を歩行者空間に再配分する整備を進め、平成29年度にリニューアルしました。


花園町通りの道路空間再配分(イメージ図)

現在の取組

松山市駅前広場の整備

 現在、歩いて暮らせるまちづくりの一環として、花園町通りと銀天街をつなぎ、一日約3万人の乗降客が行き交う「松山市駅前広場」の整備を進めています。詳しくは以下リンク先をご覧ください。
 

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お問い合わせ

都市・交通計画課

〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館7階

電話:089-948-6846

E-mail:toshi-kou@city.matsuyama.ehime.jp

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