松山市SDGs未来研究プロジェクト

更新日:2021年4月27日

内容

 SDGsは、本市のまちづくりと親和性が高いことから、SDGsの考え方を本市の施策に取り入れて、持続可能な社会を目指すため、松山市職員45名で構成する「松山市SDGs未来研究プロジェクト」を立ち上げました。
 このプロジェクトでは、5グループに分かれて、松山市が目指す2030年の未来像を描き、その未来像を実現するためにその時点から逆算して、今取り組むべきことを考え、複数の課題を同時に解決する事業を構想し、市政へのSDGsの取り入れ方を研究します。

活動報告

松山市SDGs未来研究プロジェクトの活動を報告します。

松山市長への最終報告

日時

 令和2年6月8日(月曜日)10時30分~11時30分

内容

 令和元年5月の活動開始以降、45名のメンバーで、各班が目指したい2030年の未来像や、その未来像の実現に向けた方策を、バックキャスティングを用いて検討してきました。
 今回その集大成として、令和2年6月8日に「松山市SDGs未来研究プロジェクト」での研究成果を、野志市長に対し報告しました。
 各班が描いた未来像等は下記のとおりです。

◆各班の研究成果について
班名 モデル事業名 描いた未来像
1班

「教育×SDGs・市民がつくる学校」
次代を生き抜く力を育むまち推進事業

高齢者がセカンドキャリアを活かし、子育て世代の負担を軽減し、人間力の高い子どもたちが将来に向かって羽ばたく、全市民が笑顔で生き生き暮らすまちを実現します。

2班

松山版MaaS導入によるスマートモビリティ推進事業
(交通・健康・環境の課題を解決した持続可能な社会)

総医療費の増加や交通弱者の移動手段の確保、地域エネルギーの有効活用に関する課題を、松山版MaaS導入によるスマートモビリティ推進事業により解決し、健康(歩いて暮らせる)、交通(交通弱者の移動環境の整備)、環境(地産地消エネルギー型スマートシティ)が共存した、「マイカーに頼らなくても自由に移動ができ、健康で環境にも優しい持続可能な社会」を実現します。

3班

「いいね」でつながる新コミュニティ都市松山
~市民の共助により持続可能なまちづくりを目指す~

「働きやすさ、生きがいを感じながら生活できる」「市民どうしがつながり、助け合える」「あらゆる人々が社会で活躍する」まちづくりにつなげるため、市民同士の助けあいや社会参画を促す仕組みづくりを目指します。

4班

若者が集い、一番輝けるまち松山推進事業
~ライフステージサポートプロジェクト~

多様な学びを提供する環境がない、理想的な働き方が実現できない、出生率が低い状況を、進学・就職・子育てといったライフステージに応じた一体的な取組によって解消し、「若者がいきいきと生活できるまち」を実現します。

5班

世界一ダイナミックに働き方が選択できる
元気な観光産業成長プロジェクト
~『AI・IoT・ロボット』とのオープンイノベーションによる生産性向上~

松山市の観光産業における、深刻な人手不足、柔軟な働き方が困難、高付加価値の商品の少なさ、といった課題を、宿泊・飲食・体験等の個人向けサービス業の労働生産性向上により解決し、「住民満足度100%観光都市まつやま」を実現します。

松山市長への中間報告

日時

 令和元年10月9日(水曜日)13時30分~14時30分

内容

 5月に活動を開始して以降、メンバー45人が5グループに分かれ、松山市が目指す2030年の未来像やその実現に向けたSDGsの取組を研究しています。
 10月9日に5グループが野志市長に対して、それぞれの研究テーマの中間報告を行いました。

【野志市長への中間報告時の各班のタイトル】
1班 世界一の教育を受けられるまち
2班 MaaSを軸としたまつやま3Kプロジェクト~交通・環境・健康~
3班 『いいね』でつながる新コミュニティ都市松山
4班 若者が集い一番輝けるまち「まつやま」
5班 住民満足度100%観光都市まつやま

キックオフ

日時

 令和元年5月15日(水曜日)13時~17時

内容

 45人のメンバーを、取り組みたいテーマが関連する3人15グループに分け、それぞれのグループのテーマを表明し、最終的に9人の5グループを結成しました。
 今後は、おおむね月2回、グループワークを行い、今年度末に研究成果を報告する予定です。

第4回ワーキング

日時

 平成31年3月20日(水曜日)13時~17時

内容

 これまで全3回にわたる講義を受け、各メンバーが取り組みたいと考えていることを伝えあうアイスブレークを行いました。

第3回ワーキング

日時

 平成31年2月20日(水曜日)13時~17時

内容

 メンバーの自己紹介のあと、株式会社NTTドコモCS四国 愛媛支店さまによる 5GやICTなどの近未来技術に関する講義を受け、なぜICTなどの技術が注目されているのか、SDGsが目標とする課題解決にIoTやAIがどう役立つのかなどについて、理解を深めました。

第2回ワーキング

日時

 平成31年2月6日(水曜日)13時~17時

内容

 一般社団法人イクレイ日本の事務局長から、SDGsが生み出された背景やSDGsを活用する民間企業・自治体の取組についての講義を受け、SDGsの基礎知識を学びました。

第1回ワーキング

日時

 平成31年1月18日(金曜日)15時30分~17時

内容

 松山市SDGs未来研究プロジェクトメンバーに加え、本市全課課長等を対象に、「人口減少社会及びSDGsへの対応」と題し、本市の人口減少の現状やSDGsについて、講義を行いました。

お問い合わせ

企画戦略課

〒790-8571松山市二番町4丁目7-2

電話:089-948-6943

E-mail:jinkotaisaku@city.matsuyama.ehime.jp

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