平成25年3月20日 まつやま・ほりえ海の駅「うみてらす」落成式

更新日:2013年4月23日

 本日は、御多忙の中、「まつやま・ほりえ海の駅『うみてらす』」の落成式に、国土交通省四国運輸局愛媛運輸支局長の木村様、また寺井市議会議長をはじめ関係市議会議員の皆様、さらに堀江地区まちづくりコミュニティ会議の石丸会長並びに多数の地域の皆様の御出席を賜りまして、厚くお礼を申し上げます。
 さて、堀江港では、昭和21年に呉市の仁方(にがた)港との間に「仁堀(にほり)航路」が開設され、その後、「堀江阿賀航路」が就航していましたが、燃料費の高騰や高速道路料金の値下げなどにより、平成21年7月にこの航路の廃止を余儀なくされました。
 かつては、多くの運送業者の車が行き交い、旅に出る人、旅から帰ってくる人の笑顔があふれ、活気に満ちていた堀江地区は、そのにぎわいを失いつつありました。
 このような中、堀江地区にもう一度かつての元気を取り戻そうと、堀江地区まちづくりコミュニティ会議の方々が立ち上がり、堀江港に地域のイベントにも活用できる施設を整備してほしいとの要望をいただきました。
 そこで松山市では、プレジャーボートが係留でき、また誰でも気軽に立ち寄ることができる休憩所を配した「海の駅」の整備を図ってまいりました。
 そして、先ほど、西日本「海の駅」設置認定委員会から、「海の駅」の認定をいただき、本日ここに晴れて「まつやま・ほりえ海の駅『うみてらす』」が完成に至りましたことは、誠に喜びに堪えません。
 この「うみてらす」という愛称は、堀江地区まちづくりコミュニティ会議と堀江地区土地改良区により、地元の方々から集まったアイデアの中から選考されたもので、「海を照らす太陽」と「海の側にあるテラス」という意味が込められています。
 広々としたウッドデッキを備えた「うみてらす」は、さんさんと輝く太陽に照らされて、訪れる方々を温かくお迎えするとともに、地域の皆様の憩いと交流の場として、誰もが気軽に利用していただけるものと期待しています。
 この「うみてらす」はまさに、堀江地区の皆様の熱い思いの結晶であり、皆様には、「うみてらす」を新たな地域の宝として末永く、愛していただきますよう心からお願い申し上げます。

 また、来年は瀬戸内海が日本初の国立公園に指定されて80周年、道後温泉本館が建設されて120周年、また四国八十八箇所霊場が開かれて1200年を迎え、松山にも多くの皆様が訪れることが期待されます。
 そのような中、堀江港においても、堀江港活性化事業として、広場整備に合わせて駐車場・駐輪場を設置し、「パークアンドライド」が可能な交通拠点として整備します。
 これにより、堀江港はその機能を充実し、新たな交流が生まれ、堀江地区の賑わいづくりに大いに役立つものと考えていますので、皆様方には、この施設を大いに利用していただきますようお願い申し上げます。
 終わりに、本日お集まりの皆様のますますの御健勝と御多幸を祈念し、私の挨拶とさせていただきます。
 本日は誠にありがとうございます。

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