農地の土壌カウンセリング

更新日:2024年2月8日

農業者の皆さんが農業をするにあたって、土壌は大切な要素です。農産物を栽培する際に、土壌が原因と思われる不具合がありましたら、ご相談ください。農地の土壌カウンセリングを行い、問題点を見つけます。その過程で、土壌の成分を分析することもできます。

例えば、肥料をやりすぎると・・・

リン酸が多いと、加里の吸収が妨げられます。
加里が多いと、窒素、マグネシウムの吸収が妨げられます。
カルシウムが多いと、窒素、加里、マグネシウムの吸収か妨げられます。
マグネシウムが多いと、加里、カルシウムの吸収が妨げられます。
これらの現象を、専門用語で拮抗作用といいます。
農業をする際は、この拮抗作用に気を付けて、土づくりをする必要があります。

土壌カウンセリングの流れ

(1)まず、電話で概要をお聞かせください。
(2)その電話で、来所のご予約をしてください。
(3)電話相談の中で必要性があれば、土壌サンプルを取っていただきます。また、不具合の出ている植物体をお持ちいただいたり、スマートフォン等で写真をお持ちいただくと、より詳しく状況が把握できるので、なるべくご協力ください。
(4)ご来所いただき、詳しい状況をお聞かせください。
(5)場合によっては、土壌分析をします。料金は、後述のとおりです。
(6)農業指導センターで、お聞かせいただいた内容や、土壌の成分を分析し、考察をします。
(7)再度、ご来所いただき、結果説明をいたします。

土壌の分析に必要な料金一覧

土壌の分析に必要な料金一覧
分析メニュー 分析項目 1サンプルあたり料金
基本分析 EC、pH 無料
全項目分析

EC、pH、硝酸態窒素、有効態リン酸、
交換性カリウム、交換性カルシウム、交換性マグネシウム、
腐植、CEC

500円
養液分析

EC、pH、硝酸態およびアンモニア態窒素、リン、カリウム、
カルシウム、マグネシウム、鉄

200円

農業指導センターのご紹介

お問い合わせ

農業指導センター

〒791-0242 愛媛県松山市北梅本町甲1314

電話:089-976-1199

E-mail:ngsidoc@city.matsuyama.ehime.jp

本文ここまで