日本一のアボカド産地づくり
更新日:2021年4月8日
目的
アボカドは、ビタミンやミネラルが豊富な果物で、消費者の健康志向の高まりから、日本国内での消費量が急速に伸びています。しかし、輸入がほとんどであり、国内には産地がないことから、他の地域に先駆けて、アボカド産地化を進め、農業者の所得向上に繋げていきます。
取り組み
みかん・伊予柑からの転換作物の一つとして、平成21年から、アボカドの産地づくりに取り組み、アボカド苗の分譲をおこないました。しかし、アボカドの苗は寒さや干ばつに弱く、植え付け後に多くの苗が枯死してしまいました。これまでの失敗経験をもとに、苗作りや、栽培指導等の改良を重ね、産地作りを進めています。
松山での主要品種は、ピンカートン・フェルテ・ベーコンです。
アボカド苗について
アボカド苗は、「松山市優良種苗供給事務取扱要綱」に沿って分譲しており、松山市民の方(認定農業者や生産組織又は営農集団等の要件あり、詳細は要綱のとおり)が対象となっています。
(1)アボカドの定植講習会
(2)アボカドの現地講習会
(3)アボカドの高接ぎ
農業指導センターハウス
松山市農業指導センターでは、苗の生産のための、穂木取り用や、各試験をかねて栽培しています。
なお、センターは、松山市のなかでも寒い地域に位置し、冬季に-4℃以下になることがあるため、露地栽培では、ほとんど枯死してしまいます。そのため、ハウスで栽培をしています。
<写真 定植6年目のピンカートン種>
(1)平成26年2月満開の様子
(2)平成26年7月結実の様子
視察について
現在、農業指導センターへの視察は、ご遠慮いただいております。
ご質問がありましたら、お電話にてお問い合わせください。
農業指導センターのご紹介
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