相談事例(ウイルスソフト詐欺)
更新日:2023年1月31日
ウイルスソフト詐欺について
Q.PC利用中、ウイルスに感染したという警告が表示されたので、サポート契約をした。
PC利用中、ウイルスに感染したという警告画面になり、警告音が鳴った。どんなにしても鳴りやまず、画面に大手ソフト会社名の電話番号が表示されたので電話した。日本語を話す外国人が出て、「ウイルスソフトを入れないとPCが壊れる」と言われ、3年のサポート契約をして12万円のクレジット決済をした。同時に遠隔操作され何かのソフトを入れられたようだ。
A.助言と対策
ウイルスソフト詐欺です。大手ソフト会社を騙ってサポート契約を勧め、クレジット決済させたりコンビニで電子ギフト券を購入させられたりします。そもそもウイルスに感染されたという根拠はありません。サポート契約の必要性もありません。クレジット会社に連絡し、カードの変更をすると同時に調査依頼をするようになります。中には30日以内の解約を受けている業者もありますので、メール(英文)で解約を申し出てみる方法もあります。全く返事がない場合もあります。ギフト券の番号を教えてしまった場合は被害の回復は難しいです。PCに入れられたソフトの削除も必要です。英文での書き方例はCCJ(越境消費者センター)のHPに出ています。
知っておきたいポイント
●警告音が鳴っても焦らない
●CCJ(越境消費者センター)(外部サイト)やIPA(情報処理推進機構)(外部サイト)のHPで事例解説あり
●安易にクレジット決済しない
あわてない、落ち着く、そして相談