松山市浄化槽設置整備事業補助金対象工事における基礎工事施工にかかる新たな取り扱いの追加
更新日:2024年7月23日
既成底板コンクリート(プレキャストコンクリート底板 … PC板)の使用について
松山市浄化槽設置整備事業補助金交付対象工事における基礎工事にかかる底部コンクリート工事については、レディミクスコンクリートを使用した現場打ちを原則としていますが、地下水位が高い場合や軟弱地盤等における工事に限り、当該工事に携わる浄化槽設備士の責任において判断のうえ、本市が別に規定する「松山市浄化槽設置整備事業補助金交付対象工事における既成底板コンクリート(プレキャストコンクリート底板 … PC板)取り扱い要領」を遵守した場合に限り、既成底板コンクリート(プレキャストコンクリート底板 …PC板)の使用を認めています。
本市の浄化槽設置整備事業補助金対象工事の基礎工事に使用することを承認済の既成底板コンクリート製品一覧
人槽 |
5人槽 |
5人槽 |
7人槽 |
7人槽 |
7人槽 |
10人槽 |
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対象浄化槽 | XH-5 |
XH-5 |
XH-7 |
XH-7 |
DSJ-7 |
DSJ-5 |
PC板 | L配筋:5本 |
L配筋:5本 |
L配筋:5本 |
L配筋:8本 |
L配筋:8本 |
L配筋:8本 |
人槽 |
5人槽 |
7人槽 |
10人槽 |
10人槽 |
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対象浄化槽 | AXZ-5 |
AXZ-7 |
AXZ-10 |
KGRN-10 |
基礎工事における切込み砕石等の使用について
松山市浄化槽設置整備事業補助金交付対象工事における基礎工事にかかる地業の際は、割栗石の使用を義務付けていますが、地下水位が高い場合や軟弱地盤等における工事を除き、切込み砕石(再生砕石を含む)および切込み砂利の使用も認めています。
松山市浄化槽設置整備事業における既成底板コンクリート(PC板)取り扱い要領
下記の1.から6.の全ての要件を満たさないものは補助対象外とします。
PC板製造にかかる取り扱い
- 浄化槽設置工事において使用できる既成底板コンクリート(プレキャストコンクリート底板、以下PC板という。)は、製品種別ごとに設計計算書等(強度計算書および強度試験報告書ならびにコンクリート品質証明書を含む)を事前に本市へ提出のうえ、その仕様を承認したものとします。
- PC板は、JIS認定工場もしくは本市が同等と認めた製造者において製作のうえ、製品ごとに製造者名、型式外形寸法、製造番号(ロットナンバー)を表示してください。
- PC板の大きさについては、浄化槽の外形寸法を原則とし、最低でも浄化槽の底部接地面積のXY方向共200ミリメートル程度の余裕を持たせてください。
- PC板は、製品出荷時に本市へ製造番号(ロットナンバー)リストを提出してください。(補助金実績報告書に添付する工事施工時の写真で、使用されたPC板の製造番号の照合を行います)
PC板使用工事にかかる取り扱い
5. PC板を使用する場合の基礎工事は、従前同様の工事を必要とし、沈下または変形が生じない適正な施工を行ってください。
- 捨てコンクリートの省略は不可とし、状況に応じてレディミクスコンクリートもしくは均一精度の空練りモルタル材のいずれかを使用し、地業材を十分に被覆したうえで水平出しを行ってください。 〔施工写真の提出を要す〕
6. PC板使用の工事における基礎工事完成写真は、浄化槽工事業者登録届出票(標識)と、PC板に記載された各種の文字がそれぞれ確認できることを要します。
その他の工事基準は、従来どおり国土交通省令・環境省令に定めるとおりとします。