松山市立荏原幼稚園学校評価
更新日:2024年3月26日
令和5年度
1 幼稚園の教育目標
<明るくいきいきと活動する荏原っ子の育成>
幼児や地域の実態にあった、創意ある保育活動を展開し、豊かな心をもちたくましい幼児を育てる。
2 重点目標
<やさしく、たくましく、共に生きる子の育成>
- 考える力の育成
- 豊かな心の育成
- 健康でたくましい体力づくり
3 評価項目の達成及び取組状況
評価項目 | 自己評価 | 学校関係者評価 |
---|---|---|
園の教育目標の達成 | ほぼ達成できた 〇教育目標を意識して日々の保育や行事等にあたり、具現化を図ることができた。行事等での幼児の姿を通して、保護者や地域の方に幼児の育ちを感じてもらえた。 ◆目標が達成できるように教育活動のさらなる充実を図る。 |
達成できた |
目指す幼児像の実現 | ほぼ達成できた 〇学級経営案に具体的なねらいを定め、目指す幼児像の実現に努めた。それぞれのクラスで、目指す幼児像向けての援助や環境構成の工夫がなされている。 ◆家庭や地域に理解を得られるよう働き掛けを工夫する必要がある。 |
達成できた |
教育課程 園行事 |
ほぼ達成できた 〇PDCAサイクルを機能させ、前年踏襲でなく前年度の評価を基に、新たな発想を加えるなど改善して園行事等の計画を立て、幼児の考えを取り入れながら実施することができた。 ◆幼児の実態と教師の願いがつながるよう見守り、実施・評価を意識して行う。 |
達成できた |
保育の取組 | 達成できた 〇幼児一人一人の特性に応じた援助、異なる生活経験を踏まえた指導の工夫、教師間の連携、環境づくり等により、日々の保育や園行事等を通して、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」が育ってきていると感じる場面が多く見られた。 ◆発達の特性に応じた保育ができるよう教師の資質をさらに磨く必要がある。 |
達成できた |
組織体制 | 達成できた 〇風通しの良い職場環境、相談し合ったり言葉を掛け合ったりできる雰囲気であった。日頃から普段の保育や幼児の様子などについての情報共有や情報交換、全職員の意識統一ができている。 ◆忙しいときでもできるだけ全体を見て行動できるよう心掛ける。 |
達成できた |
健康、安全管理 | ほぼ達成できた 〇幼児の健康観察を丁寧に行い、体調不良時には早めの対応ができ、感染拡大にはつながらなかった。毎月の避難訓練、教師の安全な遊び方についての説明などから幼児の安全への意識が高まってきている。 ◆時期や遊びの状態に応じて遊具や用具を精選していく必要性を感じる。 |
達成できた |
保護者との連携 | ほぼ達成できた 〇送迎時、園庭開放時などを活用して、幼児の頑張りや成長を伝えるとともに幼児に関する情報交換を行い、理解と協力を得られるように努めることができた。 ◆情報交換ができにくい保護者とどのように連携を図るかが課題である。 |
ほぼ達成できた |
情報提供 | 達成できた 〇ホームページ、インスタグラムや園だより、「金平だより」等では、行事の趣旨や幼児の育ちが保護者にとって分かりやすい内容になるよう心掛けて発信できた。 |
達成できた |
幼小連携 | ほぼ達成できた 〇幼小での交流活動の機会も増え、小学校に親しみをもつ機会になった。 ◆交流において教師間のやり取りを密にして相互理解を深めるとともに、交流で得た学びや気付き、幼小の学びの連続性などを、保護者に伝えていく必要がある。 |
ほぼ達成できた |
地域との連携 | ほぼ達成できた 〇地域のボランティアによる読み聞かせや近隣公園への園外保育、みこしパレードなど、地域の自然や施設、人材を活用することができた。 |
達成できた |
教職員の資質向上 | ほぼ達成できた 〇時間がない中、それぞれ課題をもち、必要な情報は収集しながら自己研鑽に努めることができた。 ◆幼小の連携については、まだ学びが不十分だと感じるため、引き続き意識したい。 |
達成できた |
4 来年度への課題
〇 アフターコロナにおける教育活動・PTA活動の工夫改善
〇 幼児一人一人の特性に応じたきめ細かな支援を行うための教師間の連携の強化
〇 保護者と共に幼児の育ちを支えていくための子育て支援や連携の工夫
〇 市立幼稚園のよさを伝える広報活動の充実
〇 幼児教育と小学校教育を円滑につないでいくための幼小交流活動の推進