臓器移植について
更新日:2024年12月10日
臓器移植とは
臓器移植とは、病気や事故によって臓器が機能しなくなった人に、他者の健康な臓器を移植して機能を回復させる医療で、第三者の善意による臓器の提供がなければ成り立ちません。
日本で臓器移植を希望する人は約16,000人。移植を受けられる人は年間約600人です。
臓器提供とは
臓器提供は、脳死後または心臓が停止した死後にできます。生前に書面で臓器を提供する意思を表示している場合に加え、ご本人の臓器提供の意思が不明な場合も、ご家族の承諾があれば臓器提供ができます。
話そう 大切な人と。 臓器提供へのあなたの意思
臓器提供については、まずご本人の意思が尊重され、さらにご家族の承諾が必要となります。ご本人の意思が不明な場合は、ご家族が臓器提供をするかしないか判断することになります。
意思を表示することは、ご家族が意思決定する際の悩みや迷いを減らす助けになります。
ご自身の死後のことを自らの意思で決めるために、またご家族がご本人の意思を尊重しながら決断することができるように、臓器提供についてご家族と話し合い、ご自身の臓器提供に関する意思を表示しておくことが大切です。
臓器提供の意思表示について
臓器提供の意思表示は、マイナンバーカード・運転免許証・インターネットによる意思登録・臓器提供意思表示カードでできます。
マイナンバーカード
表面の右下に臓器提供意思表示欄が設けられています。
マイナンバーカード
出展 厚生労働省「マイナンバーカードの臓器提供意思表示記入欄について」(外部リンク)
臓器提供意思表示カード
意思表示カードは、万が一の場合に自分の意思が分かるように常時携帯していただくものです。意思表示カードは、松山市保健所等で配布しています。
臓器提供意思表示カード 表面
臓器提供意思表示カード 裏面
出展 公益社団法人日本臓器移植ネットワーク「意思表示の方法」(外部リンク)
運転免許証
裏面の下部に臓器提供意思表示欄が設けられています。
運転免許証
出展 厚生労働省「運転免許証の臓器提供意思表示記入欄について」(外部リンク)
インターネットによる意思登録
下記リンク先よりインターネットから臓器提供に関する意思登録ができます。
公益社団法人日本臓器移植ネットワーク 意思登録サイト(外部リンク)
10月は「臓器移植普及推進月間」です
厚生労働省では、毎年10月を「臓器移植普及推進月間」と定めてます。
臓器移植は、広く社会の理解と支援があってはじめて成り立つ医療です。
皆様にも、これを機会に臓器移植について関心を持っていただき
臓器提供に係る意思表示について、ご家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ
臓器移植・臓器提供に関して、詳しくは、公益社団法人日本臓器移植ネットワークにお問い合わせください。
■公益社団法人日本臓器移植ネットワーク
(フリーダイヤル)0120-78-1069(平日9:00~17:30)
(ホームページ)https://www.jotnw.or.jp(外部サイト)
臓器提供に関するよくある質問や意思表示欄の記入方法などが記載されたリーフレットを下記リンク先より閲覧できます。
臓器提供意思表示説明用リーフレット(PDF:3,616KB)
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お問い合わせ
健康づくり推進課 健康支援担当
〒790-0813 愛媛県松山市萱町六丁目30-5 松山市保健所 1階
電話:089-911-1810
ファクス:089-925-0230
E-mail:kenkou@city.matsuyama.ehime.jp
