松山市東消防署(まつやましひがししょうぼうしょ)
学校で、「ひなんくんれん」をするわけって?
火事や地震などのさいがいは、とつぜんおこります。そんなとき、おちついてこうどうするためには、ひごろからの心のじゅんびがひつようです。学校は、じどうのみなさんをはじめ、おおぜいのたいせつないのちをあずかっています。さいがいがおきたときに、ぜんいんがぶじにたすかるためには、先生だけではなく、児童のみなさんも力を合わさなければなりません。そのために、訓練が必要なのです。先生の言うことをよくきいて、まじめに「ひなんくんれん」をしましょう。
力(ちから)を合(あ)わせて避難(ひなん)しよう!
令和元年の松山市(まつやまし)の出火原因(しゅっかげんいん)
順位 |
原因 |
件数 |
1 |
放火 |
21件 |
2 |
たき火 |
15件 |
3 |
たばこ |
12件 |
3 |
こんろ |
12件 |
※ 令和元年の火災件数は、129件でした。
火災(かさい)の原因(げんいん)を知(し)ろう!
どんな小さな火でも、ひとりでなんとかしようと思わないことです。たとえ、友だちがいっしょにいても、かならずおとなに知らせましょう。火をあまく見ると危険です。
- 火あそびはしない。
- 花火をするときは、そばに水をよういする。こどもだけでしない。
- ストーブにもえやすいものをちかづけない。
- ストーブのまわりであそばない。
- 家のまわりにもえやすいものをおかない。
- コンセントのコードをかぐなどのしたじきにしない。
- 火事を見つけたときは、119ばんにでんわするか、ちかくにいるおとなに知らせる。
火災予防(かさいよぼう)に努(つと)めよう!
学校にいるとき、地震がおきたら、どうするの?
地震はいつどこでおこるかわかりません。学校で地震がおきたとき、まずは、自分のからだをまもるようにしましょう。つくえがあればその下にかくれ、なければ、手で頭をまもりましょう。 周りにたおれたり、おちてきそうなものがある場合は、すぐにそこからはなれましょう。
すぐにつくえの下にかくれ、できるだけからだを小さくしてつくえの脚をしっかりおさえましょう。
ろうかやかいだんなどにいたら、近くの教室のつくえの下にかくれるか、げたばこやロッカーなどからはなれたところで、あたまをまもりながら小さくかがみましょう。
音楽室ではピアノ、としょ室では本だなからはなれましょう。りか室やかていか室ではガラス・ちゃわん類をはじめ刃物や危険な物がのっているさぎょう台からはなれ、からだをまもりましょう。
トイレはいがいと安全なばしょなので、あわててとび出さないこと。ただし少しあけて閉じ込められないよう気をつけましょう。
落ちてくるものがないか注意しながら、とび箱などの体育用具るいからはなれ、まん中にあつまりましょう。あたまを手でまもり、こしをおろしてゆれがおさまるのをまちましょう。
あわててかいだんをおりるのはとてもきけんです。ドアをあけて、おくじょうのまん中にあつまってこしをおろし、ゆれがおさまるまでまちましょう。
窓ガラスがわれておちてきたり、かべやへいがくずれたり、サッカーゴールなどがたおれてきたりするので、校庭のまん中にあつまってこしをおろしましょう。
避難するときは「お・か・し・も」の合言葉で!
おさない・かけない・しゃべらない・もどらないの「お・か・し・も」のやくそくをまもって、先生の言うことをよくきいておち着いて行動しましょう。
地震(じしん)に備(そな)えよう!