令和8年度春季特別展「松山子規会創設者・柳原極堂」を開催します
更新日:2026年4月9日
発表内容
晩年の柳原極堂
目的
柳原極堂(やなぎはらきょくどう)は、子規の顕彰活動に人生を捧げ、子規を次世代へ語り継ぐことに力を注ぎました。
1867(慶応3)年に松山城下に生まれ、同い年の子規と松山中学校時代に親しくなります。子規は極堂のことを「文友」と呼び、交友は上京後も続きます。1889(明治22)年、極堂は帰郷して海南新聞社(現愛媛新聞社)に入社し、新聞記者として歩み始めました。
極堂は東京時代に子規の勧めで俳句を始め、1894(明治27)年に松山で俳句結社「松風会(しょうふうかい)」が結成されるとこれに参加。翌年、夏目漱石の下宿の愚陀佛庵に日参して子規の指導を仰ぎました。また子規の俳論「俳諧大要」を『海南新聞』に掲載するなど子規の俳句革新を力強く支援し、1897(明治30)年1月に俳誌『ほとゝぎす』を創刊して、子規の俳句革新を広く発信しました。
1932(昭和7)年、極堂は、東京で阿部里雪(あべりせつ)らと俳誌『鶏頭』を立ち上げ、子規顕彰の第一歩を踏み出します。1943(昭和18)年、子規の研究団体「松山子規会」を結成し、1926(大正15)年に建立された子規堂とともに子規顕彰の拠点としました。極堂の想いは今日の松山市に継承され、現在も続く松山子規会の活動や子規記念博物館の開館、そして今年夏予定の愚陀佛庵の再建につながっています。
今回の特別展で、松山子規会を創設し、子規の業績を未来に伝え、「俳都松山」誕生の功労者となった柳原極堂の不屈の歩みを紹介します。
会期
令和8年4月25日(土曜日)から 6月8日(月曜日)まで
【開館時間】午前9時から 午後5時まで 展示室入場は午後4時30分まで
5月からは午後6時まで 展示室入場は午後5時30分まで
【休館日】 火曜日 ※5月5日(火曜日・祝日)は開館
会場
松山市立子規記念博物館 3階 特別展示室
観覧料
個人250円、団体200円、65歳以上125円、高校生以下無料
関連イベント
●学芸員のギャラリートーク
【日時】令和8年5月3日(日曜日・祝日)、5月6日(水曜日・休日)、5月24日(日曜日)
午前10時から50分程度
【場所】3階 特別展示室 ※聴講に特別展の観覧券が必要です
●学芸員の関連講座
【演題】日記から読み解く 極堂、不屈の子規顕彰
【日時】令和8年5月31日(日曜日) 午後2時から午後3時30分まで
【場所】1階 視聴覚室 ※入場無料です
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お問い合わせ
子規記念博物館
松山市道後公園1-30
館長:伊藤 彰規
担当執行リーダー:平岡 瑛二
電話:089-931-5566
E-mail:sikihaku@city.matsuyama.ehime.jp

