松山市が2019年度「海ノ民話のまち」に認定されました

更新日:2019年9月3日

発表内容

内容

 「海ノ民話のまちプロジェクト」で日本中に残された海にまつわる民話を発掘し、その民話のストーリーと民話に込められた「想い」「警鐘」「教訓」を、親しみやすいアニメーションで、次の世代を担う子どもたちへ『海』を語り継いでいます。
 去年、松山市の睦月島の民話『おなべ岩』が認定されました。松山市の中島の『おたるがした』が「海の民話」に選ばれ、松山市が再度「海ノ民話のまち」に認定されました。

民話『おたるがした』

 中島に伝わる民話のひとつです。地震が起き、津波が村をのみ込みます。長老がいち早く知らせて避難していたため、村人の命は助かりました。しかし、家や畑は被害を受け、村人たちが途方にくれる中、子どもたちが大きな樽を見つけて笑いはじめます。長老が子どもたちに合わせて冗談を言って、村人たちが皆、大声で笑いだし、大声で笑うことで勇気が出ます。その後、豊かな海の恵みを受け、村人は村の再建に励むことができました。その樽があったとされる場所は「おたるがした」と呼んでいます。

海ノ民話のまちプロジェクト

海と深く関わりを持つ日本という国の「海との関わり」と「地域の誇り」を、子どもたちに伝え語り継ぐため日本財団が進めるプロジェクトです。
このプロジェクトで、民話『おたるがした』をアニメーションにし、地元で上映するほか、民話に関するワークショップが実施されます。

お問い合わせ

坂の上の雲まちづくりチーム
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館6階
課長:向山 昭彦
担当執行リーダー:石川 さおり
電話:089-948-6816
E-mail:sakanoue@city.matsuyama.ehime.jp

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2019年9月

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