下水浄化センター
更新日:2022年7月1日
松山市公共下水道事業全体計画図
松山市の公共下水道事業は、地勢や水系などから、中央・西部・北部・北条の4処理区に分けて整備を進めており、それぞれの処理区ごとに下水処理場があります。下水処理場では、各施設における電気設備や機械設備の維持管理や水質の監視を行い、よりきれいな水を自然に返すよう努めております。
施設紹介
中央浄化センター
西部浄化センター
北部浄化センター
北条浄化センター
浄化センター名 |
中央浄化センター | 西部浄化センター | 北部浄化センター | 北条浄化センター |
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供用開始年月日 | 昭和37年7月10日 | 平成4年5月7日 |
平成17年10月17日 | 昭和63年3月31日 |
現有処理能力(m3/日) | 148,910 |
38,125 | 8,000 | 13,000 |
処理方式 | 標準活性汚泥法 | 標準活性汚泥法 |
高度処理(3段硝化脱窒法) | 標準活性汚泥法 |
(令和4年4月1日現在)
下水処理のしくみ
沈砂池ポンプ棟
下水処理場に流れついた下水は、自動除塵機により大きなゴミを取り除き、沈砂池で砂を沈めて除去します。その後下水はポンプで汲み上げられて処理施設へ送られます。
沈砂池ポンプ棟
沈砂池ポンプ棟断面図
最初沈殿池
沈砂池から送られてきた下水は最初沈澱池へ入ります。ここで細かなドロを沈めて汚泥として取り除きます。これだけでも下水は幾分きれいになります。
平行流矩形沈殿池(中央浄化センター)
最初沈殿池(平行流)
最初沈殿池断面図(平行流)
円形沈殿池(西部浄化センター・北条浄化センター)
最初沈澱池(円形)
最初沈殿池断面図(円形)
反応タンク
ゴミやドロを取り除いた下水には、まだ水に溶けている汚れが残っています。これに空気を吹き込むことにより、微生物の力できれいにします。
反応タンク
反応タンク断面図
反応タンク中の微生物
反応タンク中の微生物
最終沈殿池
反応タンクできれいになった水は汚泥と一緒に最終沈殿池へ流れてきます。ここで汚泥を沈ませて、きれいな上澄水のみを消毒タンクへ送ります。
最終沈殿池
最終沈殿池断面図
消毒タンク
処理した水は見た目はきれいになっていますが、大腸菌などの細菌が存在しています。そのため塩素剤を添加し消毒をして放流します。
消毒タンク
消毒タンク平面図
お問い合わせ
下水浄化センター
愛媛県松山市南江戸四丁目1-1 中央浄化センター内管理棟2階
電話:089-922-2855