介護ベッド用手すりのすき間に頭や首、手足などを挟む事故等に係る注意喚起
更新日:2012年11月13日
介護ベッド用手すりのすき間に頭や首、手足などを挟む事故等に係る注意喚起
内容
平成24年9月6日に、介護ベッド用手すりで外側に開いたグリップの内側に利用者の頭が入り、重傷を負う事故が発生しました。
これまでにも、手すりのすき間に頭や首、手足などを挟む事故等が計37件(死亡15件、重傷22件)発生しています。
消費者の皆様は介護用ベッドを使用する際、下記の点について注意してください。
注意事項
- 製品の利用者及び利用者を介護する方は、取扱説明書安全使用マニュアル(医療・介護ベッド安全普及協議会編集)等に記載されている注意事項を今一度、確認して、挟み込みのリスクを認識し、正しく使用してください。
- 平成21年3月に介護ベッドの日本工業規格(JIS)が改正され、頭部や首の挟み込み事故を防ぐためのすき間の基準強化が図られています。安全のため、可能な限り改正されたJISに対応した製品を御使用ください。
- 介護ベッド上で予測できない行動をとる可能性がある利用者や、自力で危ない状態から回避することができない利用者には、介護される方において、事業者の配布する簡易部品を入手されるなどすき間を埋めることで事故を防止するための工夫をしてください。
- 製品の使用に際して、不具合や不安等がある場合には、製造事業者又販売事業者等に相談してください。
お問い合わせ
消費生活センター
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館1階
電話:089-948-6381
