新 医者にかかる10箇条
更新日:2025年1月7日
大切な「新 医者にかかる10箇条」について
あなたが「いのちの主人公・からだの責任者」
よりよい治療を受けるには・・・
お医者さんとの信頼関係を築くことが必要です。患者さんの心得として、以下の「新 医者にかかる10箇条」を実践してみましょう。
1.伝えたいことはメモして準備
いざ、お医者さんの前に座ると、上手く自分の体調などを伝えられないものです。
どういう症状が出たとか、どんなことが起こったとか、どのような薬を飲んでいるのか、薬剤による副作用の有無やアレルギー反応等、要点を前もってまとめておくことが必要です。
本人が説明できないときは、家族等に準備してもらうとよいでしょう。
お医者さんにもより分かりやすく伝わり、効率よく診察を受けることができます。
2.対話の始まりはあいさつから
何事もあいさつから始まります。まず、あいさつをしましょう。
3.よりよい関係づくりはあなたにも責任が
お医者さんと患者がいっしょにいい関係を作り上げていくことが、治療には大切です。求めるだけではなく、お互いに努力しあい、いい関係を作りましょう。
4.自覚症状と病歴はあなたの伝える大切な情報
診察室に入って椅子に座っただけではお医者さんは的確な診断はできません。現在の症状、今までにかかった病気、薬による副作用の有無、その他気になることなど、きちんと情報を伝えましょう。それを分析することによって正確な診断もつき、治療方針も作れるのです。
5.これからの見通しを聞きましょう
自分の体のことですから、これからどうなっていくのか、どんな治療をするのかなど聞きましょう。
見通しが立てば、自分が何をすべきか良く分かります。
6.その後の変化も伝える努力を
治療や薬によっての症状の変化などを何でもお医者さんに伝えましょう。何でも伝えることがその後の治療にもつながります。
7.大事なことはメモを取って確認
難しい専門用語や検査値など、聞いたときは理解したつもりでも、家に帰ったら忘れてしまったということがあります。お医者さんの話は、1か条にあるようにきちんとメモをして、わからないことは何度でも確認しましょう。メモがあれば大丈夫です。
8.納得できないときは何度でも質問を
わからないことはそのままにせず、納得できるまでお医者さんに説明してもらいましょう。わからないままにした内容が実は重要なことがあるかもしれません。
9.医療にも不確実なことや限界がある
患者さんは病気を早く完全に治してほしいと願うものですが、医療にも限界があります。
すべてが完全ではありません。医師と患者が理解しあって、お互いに最善を尽くすことが大切です。
10.治療方法を決めるのはあなたです
よい医療を受けたいと思えば、お医者さんが決めた治療だけを行えばよいというものでも、患者さんの望む治療だけを行えばよいというものでもありません。両者が話し合い協力して治療方法を決めましょう。 出典<認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML>
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