「松山市自主防災組織ネットワーク会議」が平成28年防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞しました
更新日:2016年9月9日
発表内容
目的
シンボルマーク
「松山市自主防災組織ネットワーク会議」が平成28年防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞しました。
松山市では、平成7年に発生した阪神淡路大震災を教訓に、地区単位で住民同士が助け合う自主防災組織を結成し、また、自主防災組織が連携する地区連合会を立ち上げ、協力体制を強化してきました。平成20年6月には地区連合会を統括する「松山市自主防災組織ネットワーク会議」を設立し、積極的に自主防災組織の結成を進め、平成24年8月に松山市の全41地区で自主防災組織の結成率100%を実現しました。現在759の自主防災組織が結成されています。(平成28年8月末現在)
その後も行政と地域の小学校、中学校や事業所と連携した活動のほか、防災士の育成、防災シンポジウムの開催、地区防災計画の作成など、さまざまな視点で松山市の地域防災力を高める活動を行ってきたことが評価されました。
取り組み内容
(1)防災士の育成、指導
活動の中心になる防災士の養成に取り組んでいます。防災士の数は3,084名で自治体別で全国一位です。(平成28年8月末現在)
(2)防災思想の普及
自主防災組織の結成率100%達成と、防災士の認知度を高めるため、平成25年度から「防災シンポジウム」を毎年開催しています。顕著な活動をしている防災士の活動紹介や、産学官民のパネルディスカッションなど、機関の連携を深め、住民の防災意識を高めています。
(3)ネットワーク会議分科会の創設
地震、土砂災害、大雨など、災害ごとの対策を研究するため、平成25年度に分科会を設置しました。住民主導で意見交換を行うなど、組織の活性化を進めています。
(4)地区防災計画作成の推進
地域の住民などが自主的に行う防災活動に関する「地区防災計画制度」が平成26年4月1日に創設されました。松山市でも、その趣旨を理解し、市内の各自主防災組織連合会ごとに地区の特性に応じた計画を作成しています。
表彰式
日時 平成28年9月12日(月曜日)11:30~13:30
11:30~11:45 表彰式
12:45~13:30 記念パ―ティ―
場所 (表彰式)総理大臣官邸 大ホール(東京都千代田区永田町二丁目3-1)
(記念パ―ティ―)中央合同庁舎第8合館会議室(東京都千代田区永田町一丁目6-1)
出席者 内閣総理大臣 安倍 晋三
松山市自主防災組織ネットワーク会議 会長 吉金 茂
受賞者 4個人、38団体
松山市自主防災組織ネットワーク会議の受賞歴
平成21年2月14日 松山市制120周年記念表彰(団体)
平成25年9月3日 防災功労者防災担当大臣表彰(団体)
防災功労者内閣総理大臣表彰(内閣府)
昭和35年9月1日を「防災の日」に制定したことに合わせて創設されました。災害時に人命救助や被害の拡大防止など防災活動、防災思想の普及や防災の調査・研究で著しい功績を挙げた方(防災功労者)を表彰します。
お問い合わせ
地域防災課(自主防災組織ネットワーク会議事務局)
〒790-0811 松山市本町六丁目6番地1
課長:金澤 英雄
担当執行リーダー:芝 大輔
電話:089-926-9218
E-mail:sbchiiki@city.maysuyama.ehime.jp