松山市の温室効果ガス排出量

　松山市は、「第2期松山市環境モデル都市行動計画」（2023年4月策定）で、市域の温室効果ガス排出量を2030年度までに約271万t-CO2（基準年度(2013年度)比-50％）、2050年までに温室効果ガスの排出実質ゼロ社会を目指す目標を掲げ、目標の進捗管理として、毎年度温室効果ガスの排出量の算定を行っています。

松山市の温室効果ガスの最新値は、以下を御覧ください。

≪概要≫

• 2020年度の市域の温室効果ガス総排出量は419万t-CO2
• 基準年度(2013年度)比で21.8％減少
• 前年度(2019年度)比で11.7％増加

　本市の年間の温室効果ガス排出量は基準年度である2013年度以降、減少傾向が続いていましたが、2020年度は前年度比で初めて増加に転じました。
　その大きな要因としては、新型コロナウイルス感染症による社会経済活動の低迷でエネルギー消費量が減少した一方、原子力発電所の定期点検に伴う火力発電所の稼働が増え、産業、業務その他、家庭の各部門の排出量が増加したと分析しています。

温室効果ガスの排出量は、各種統計資料を用いて算定します。
統計資料の更新に合わせて、温室効果ガスの排出量も再算定するため、最新の資料と過去に公表した温室効果ガスが異なる場合があります。