エコフレンドシップ協定

更新日:2024年4月1日

  ドイツ・フライブルク市の環境学習施設「エコステーション」と本市の環境学習施設「まつやまRe・再来館」はSDGs目標4.7【ESD(持続可能な開発のための教育)】を焦点に、情報交換や文化的交流を通して環境教育の発展を図ることを目的にエコフレンドシップ協定を締結しています。

エコフレンドシップ協定

 松山市では、環境先進都市であるドイツ・フライブルク市との姉妹都市関係を活かして、平成24年、環境教育の推進及び環境学習施設の情報交換を図るために、フライブルク市の環境学習施設「エコステーション」と、本市の環境学習施設「まつやまRe・再来館」・「都市環境学習センター(H30年度末閉館)」の3施設間によるエコフレンドシップ協定を締結しました。
 その一環として、エコステーション館長ハイデ・ベルクマンさんによる環境教育の講演会やエコステーションで行っているハーブを使った授業を参考に市内3カ所にハーブ園を造園しました。

 平成30年9月には姉妹都市連携30周年を記念して、まつやまRe・再来館にフライブルク市長が訪れライラックの記念植樹が行われました。その際に、エコステーションから、昆虫ホテルをいただきました。

 令和元年7月に松山市長とまつやまRe・再来館館長がフライブルク市の環境学習施設エコステーションを訪問し、SDGs目標4.7【ESD(持続可能な開発のための教育)】を焦点に、情報交換や文化的交流を通して環境教育の発展を図ることを目的に「エコステーション」と「まつやまRe・再来館」の2施設間でエコフレンドシップ協定を再締結しました。

エコステーションとのウェブ交流

 令和2年度から、りっくるとエコステーションをウェブ上で繋ぎ、環境学習の成果発表や意見交換などを通して交流を行っています。
 令和2年12月には、りっくるで約半年間環境について体験学習を行ったエコキッズがエコステーション職員の方へ成果発表を行いました。

エコキッズの発表要旨

  • 日本はプラスチック容器の廃棄量が世界第2位のプラスチック大国であり、松山市の海や川でもたくさんのプラスチックごみが流れ着いています。
  • 土と水の中で、それぞれ自然素材とプラスチック素材の分解の早さを調べた実験では、綿や紙などの自然素材は1~2か月で分解され、プラスチック素材は全く分解されないとということが分かりました。これは、プラスチックが自然界に出ると、いつまでも分解されず、ずっと残ってしまうことを示しています。そこで、プラスチックの代替として自然素材を使った容器などにどんなものがあるのか、実際に使ってみました。
  • 自然素材を使って「竹を切り出して作った食器でかき氷作り」「植物を使った絞り染めバッグの作り方」「蜜蝋ラップ作り」を体験しました。レジ袋の代わりにふろしきを使った包み方は、実際にエコステーションの職員の方に実演もしました。
  • 体験を通じて、これからはプラスチックの使い方を見直し、使い捨てのものから繰り返し使えるマイバッグやマイカップに変えるなど、正しく付き合うことが大事だと思いました。

エコステーションからの感想

  • これらの体験を通じて3Rの大切さを感じ、それに対して行動に移すことができるのは素晴らしいことです。特に、海を漂うプラスチックごみは日本だけの問題ではないので、世界に目を向けてもっと広い視点で学べるとより良いと思います。
  • 実演してくれたふろしきは、ドイツにない文化でとても興味深いです。ぜひ、包み方を教えてもらいできるようになりたいです。
  • 今回は新型コロナウイルスの影響でフライブルク市の子どもたちを呼べませんでしたが、今回の発表内容を聞いてこちらの子どもたちにも良い刺激になると感じたので、次回はぜひフライブルクの子どもたちとも交流してもらいたいです。

ウェブ交流2021

令和3年度実施予定のウェブ交流については、下記のページをご覧ください。
新規ウインドウで開きます。令和3年度「りっくるエコキッズ」活動報告

松山市環境教育プログラム

平成28年度松山市環境教育プログラム集

 
 平成27年度から両市の環境教育に関係する実践者等が参加するWeb会議を実施し、様々な情報や意見交換を行い、その知り得た環境教育のノウハウをもとに、市内の小学校で授業に活用できる環境教育プログラムを作成しました。

子規「散策集」をたどるまち歩きと松山の魅力再発見!

 松山市の観光資源を活かし、正岡子規が、漱石や俳句仲間と一緒に松山近郊を散策し、俳句を詠んだ「散策集」をもとに、まち歩きをしながら、当時と現在の風景や風習を比較することで、自然環境を体験しながら子供たちの五感を刺激し、その地域に住む人々の土地への愛着や誇りを育むことを目的に松山市オリジナルの環境教育プログラムを作成しました。

  • 本編
  • 各コースワークシート
  • 授業ワークシート

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DC (新規ウインドウで開きます。)Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

お問い合わせ

まつやまRe・再来館(りっくる)

〒790-0054 松山市空港通一丁目1-32

電話:089-968-7153

E-mail:kankyou-m@city.matsuyama.ehime.jp

本文ここまで

サブナビゲーションここから

環境学習と温暖化対策

情報が見つからないときは

よくある質問

広告枠

サブナビゲーションここまで