施設紹介

更新日:2023年12月21日

施設概要

施設の現状に関する事項
開設(設置)年月日 平成19年4月28日

主な施設の建築
(改築)年月日

平成18年11月30日
主な施設の構造 鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造地下1階地上4階
敷地面積 3,384.64平方メートル
建坪面積 936.80平方メートル

地図

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指定管理者

指定管理者:コンソーシアム明治松山
所在地:松山市本町一丁目1番1号
指定期間:令和2年4月1日から令和7年3月31日まで

活動方針

平成19年4月28日、坂の上の雲ミュージアムは、松山のまち全体を屋根のない博物館とする『坂の上の雲』フィールドミュージアム構想の中核施設として開館しました。
小説『坂の上の雲』は、松山出身の秋山好古、真之兄弟と正岡子規の3人の生涯を通して、近代国家として成長していく明治日本のすがたを描いています。
当ミュージアムでは、小説に描かれた主人公3人の足跡や明治という時代に関する展示に加え、まちづくりに関するさまざまな活動を行い、訪れた人々が時の流れについて感じ、考える場を提供していきたいと考えています。

建物の概要

地下1階、地上4階建てのミュージアムは、日本を代表する建築家 安藤忠雄氏により設計されました。松山城周辺の歴史や文化を意識して考えられた建物は、周囲の自然環境に配慮した外観と安藤氏がイメージする『坂の上の雲』を表現した空間となっています。
2つの三角形を重ね合わせた建物は、通りから見る城山の緑をさえぎらないような構造になっています。また、建物西側のガラスカーテンウォールには、城山の緑が映し出され、周囲と調和した景観を形成しています。

坂の上の雲ミュージアム設計にあたって(安藤忠雄氏からのメッセージ)

今回、「坂の上の雲ミュージアム」の計画にあたって最も表現したかったのは、正岡子規、秋山好古・真之兄弟など、司馬遼太郎さんが愛した、自由な心を持ち"公"のために命を懸けた明治の日本人たちの、力に満ちた時代精神です。建物は城山公園と市街地の境界部分に位置し、来館者は三角形を描くスロープでつながれた展示室を、回遊式庭園を楽しむようにあがっていきます。歴史と共に回遊しながら、明治の精神を感じ、一人一人が思索することのできる空間となるよう心がけました。この施設が、多くの人々に愛され、司馬さんの志に恥じない、真の意味での"公"のための文化施設となることを、心から願っています。

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お問い合わせ

坂の上の雲ミュージアム

〒790-0001 愛媛県松山市一番町三丁目20番地

電話:089-915-2600

E-mail:saka-museum@city.matsuyama.ehime.jp

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