松山市車両基地跡地広域交流拠点施設基本計画

更新日:2025年7月17日

令和7年7月に、「松山市車両基地跡地広域交流拠点施設基本計画」を策定しました。
基本計画では、車両基地跡地に「5,000席以上のアリーナ」とサブアリーナなどを中心に施設を整備し、プロスポーツの利用やコンサートなど興行の場として、また、さまざまなスポーツに加え、文化や学びに触れる機会を提供し、交流を促し、にぎわいのある施設を目指します。
今後はこの基本計画をもとに、施設規模などをサウンディング型市場調査などを踏まえて検討し、持続性のある施設運営を目指して、より詳細な検討及び調査を進めていきます。

これまでの経緯

JR松山駅周辺地区は、南北に走るJR予讃線などにより東西に分断され、西側は都市基盤が未整備だったほか、踏切で交通渋滞が日常化していました。そこで、松山市は、愛媛県やJR等と協力し、駅周辺のにぎわいを創り出し、利便性を高めるためさまざまな取組を進め、車両基地跡地で、駅に近接する立地をいかし、これまで以上に多くの人々が行きかい交流できるにぎわい創出拠点を整備するよう目指しています。

整備方針

車両基地跡地では、「5,000席以上のアリーナ」及びサブアリーナ等を中心とした施設を整備し、プロスポーツの利用及びコンサートなど興行の場として、また、さまざまなスポーツに加え、文化や学びに触れる機会を提供することで交流を促し、にぎわいのある施設を目指します。また、スポーツやエンターテインメントイベントの開催だけでなく、災害時には地域の防災拠点としても機能する施設にします。

基本的な役割

  1. これまでにない充実した環境でプロスポーツの観戦を楽しめる施設
  2. 大規模なコンサートやイベントなど、多目的に利用できる施設
  3. 幅広い世代がさまざまな活動に利用できる施設
  4. 防災力を高める施設
  5. 地域経済の発展に寄与する施設

事業方針

基本構想で示された理念「まつやま情報文化交流拠点 ~だんだん つながる いいよかん・松山らしさのすべてはココから!~」を継承し、新施設の整備方針を踏まえ、事業方針は次のとおりとします。

いまある「松山らしさ」 を“発信し”、新たな「松山らしさ」を“創り出す”

これまでの長い歴史や文化のなかで培われた「松山らしさ」について情報を収集し、発信することに加え、本施設での事業や活動から新たな「松山らしさ」を創り出します。市民が改めて誇りや愛着を感じ、観光客や来街者がおもてなしの心を感じられるエリアとなるきっかけのコンテンツを生み出し、まちの魅力づくり、文化振興に貢献します。

みんなが“つながり”、いつも楽しいアリーナを演出する

市民をはじめ、広域から人々を惹きつけるようなコンテンツを、地元経済界やスポーツ団体、教育機関など、地域のさまざまな団体等が一体となって提供するアリーナを目指します。市民に愛着を持たれる景観やデザインとし、行けば何かやっている、行きたくなる体験がある、と思える事業を日常的、継続的に取り組み、いつ行っても楽しいアリーナを演出します。

どんなときでも“安心できる”居場所となる

試合やイベントの有無によらず、日常的に立ち寄ることができ、安心して時間を過ごせる場を提供します。また、災害時には帰宅困難者を受け入れ、大空間を利用できるなど、アリーナの特徴をいかして市民や来街者に安全・安心な空間を提供します。

事業化へ向けて

施設規模などをサウンディング型市場調査などを踏まえて今後検討していく中で、持続性のある施設運営を目指し、より詳細な検討及び調査を進めていきます。

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お問い合わせ

交通拠点整備課

〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館7階

電話:089-948-6508

E-mail:koutuukyoten@city.matsuyama.ehime.jp

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