令和2年1月14日 「新年のあいさつ」について

更新日:2020年3月12日

※この動画は、松山市長 記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

  • 日時:令和2年1月14日(火曜日)午前11時00分から
  • 場所:本館3階第1会議室
  • 記者数:12人

議題

  • 新年のあいさつについて

会見要旨

 改めまして、明けましておめでとうございます。
 本日は、今年最初の定例記者会見をかねて、新年のごあいさつをさせていただきます。

 さて、去年は花園町通りの国土交通大臣賞、エコ次亜事業の環境大臣表彰、そして松山市消防団の内閣総理大臣表彰と、松山市の取り組みが全国で高く評価された一年でした。
 今年も、さまざまな分野で施策を着実に進めまして、市民の皆さんと協働で、まちの魅力を高めていきたいと考えています。

 今年1月1日から愛媛県の補助も増やしていただき、関係機関の協力もいただき、中学3年生までの通院費、入院費の無料化を実施しています。子育て家庭の経済的な負担を減らすほか、病気の早期発見や治療を支援していきます。

 今年2020年は、何と言ってもオリンピック、パラリンピックイヤーです。前回は昭和39年のことですから、56年ぶりのこととなります。世界のトップアスリートを身近に感じることができる絶好の機会です。
 愛媛県さんと連携しまして、事前合宿を支援するほか、4月22日(水曜日)に聖火リレーを実施します。松山市は県内1日目の夕方で、全長約3キロを17区間に分けて走ります。聖火ランナーは、道後温泉別館 飛鳥乃湯泉前をスタートし、道後商店街の中を駆け抜け、市内電車の線路沿いに、ゴールの堀之内公園まで聖火をつなぎます。堀之内公園では、聖火の到着式やイベントも開催します。市民の皆さんと一緒に、オリンピック・パラリンピックを楽しんで盛り上げていきたいと考えています。
 また、開園20周年を迎える「坊っちゃんスタジアム」では、7月13日(月曜日)に、松山で13年ぶり3回目のプロ野球フレッシュオールスターゲームが開催されます。前回松山で行われたフレッシュオールスターでは、巨人の坂本、広島の前田健太投手、ロッテの角中選手、阪神の大和選手、中日の浅尾投手などが来ていました。まさに登竜門です。
 8月には、全国屈指の歴史の長い大会、トライアスロン中島大会が第35回を迎え、合わせて姫ヶ浜荘がリニューアルオープンします。今年も、スポーツでまちを元気にしていきます。

 松山城は去年、「小天守」、「南隅櫓」、「玄関」など9棟が新しく国の有形文化財に登録されました。1月11日(土曜日)から、3月8日(日曜日)まで去年好評だった「松山城 冬の陣」を開催します。松山城を周遊しながら、宝の地図に描かれた謎の解読に挑戦する「リアル宝探し」や二之丸史跡庭園には「忍者巨大迷路」が出現します。本格的な迷路を子どもから大人まで楽しめます。

 明日1月15日で、道後温泉保存修理工事を開始してから、ちょうど1年です。本館西面の日除け幕をはじめ、入浴券やポストカードのデザインをリニューアルします。また、2月1日(土曜日)午前10時からオリジナルアニメーション「火の鳥“道後温泉編”」の第2話「子規と漱石」を公開します。
 道後REBRONプロジェクトを首都圏で広く周知し、松山へ誘客するため、東京・日本橋で、ネイキッドが総合演出を行い、今年開催5周年を迎え、通算の動員数が50万人を超えます「FLOWERS BY NAKED 2020-桜-」で、PRイベントを開催します。
 まず、2月7日(金曜日)午後8時30分から「松山・道後NIGHT」と題しまして、報道の皆さんに向けたトークイベントを行います。オリジナルアニメーション第2話の道後湯之町初代町長の伊佐庭如矢役で、俳優のつるの剛士さんなどにご登壇いただく予定です。
 次に、2月22日(土曜日)と23日(日曜日)の2日間は、「松山・道後DAY」と題しまして、特設ブースを設けるなど、松山・道後温泉のPRイベントを実施します。首都圏の若い世代などを中心に情報を発信し、春休みやゴールデンウイークの期間中に道後温泉を訪れていただきたいと考えています。詳細な内容は、決まり次第お知らせします。
 道後温泉本館の保存修理工事の見学会も継続します。去年は5回開催しまして、保存修理工事の現状と本館の魅力を多くの方に知っていただくことができました。各回とも、県の内外から、定員を大きく上回りまして、合わせて1,190名のご応募をいただき、参加者アンケートでは、「建物の構造の複雑さが分かる大変貴重な体験だった」、「本館の歴史の深さが感じられた」など好評で、開催回数を増やして欲しいという要望を多く頂きましたので、3月15日(日曜日)に追加開催します。定員は、これまでと同じ10時、13時、15時の各回30名、合計90名で、2月1日(土曜日)から専用サイトと往復はがきで募集を開始します。また、令和2年度も継続して、5回程度開催する予定です。今年も道後REBORONプロジェクトで、保存修理工事期間中ならではの体験や魅力を発信していきます。
 現在開催中の「道後アート2019・2020」は、去年12月20日から、モデルでアーティストのラブリさんが監修しまして、昔を生きた文豪や道後で今を生きる人の「ラブレター」をテーマに、道後のまちを舞台に作品を展示しています。「目で、耳で、触って読む」をキーワードに、五感を使って感じられる世界観で、道後の街歩きの楽しみの一つとなっています。来月2月23日(日曜日)の14時から、ラブリさんが宝厳寺でトークイベントを開催します。今回の作品への思いや魅力などを話します。
 また、3月14日(土曜日)と15日(日曜日)には、道後アート2019・2020のアートプログラムのお披露目の場で、さまざまな人に楽しんでもらえるフェスティバル「ひみつジャナイ縁日」を開催します。日比野さんのライブペイントやトークイベントのほかプロジェクトで制作した作品を展示します。
 そして、去年12月26日に2周年を迎えた道後温泉別館 飛鳥乃湯泉では、1月28日(火曜日)「いい、つばきの日」に、本市と同様に椿と深いゆかりを持つ、業界トップリーダーの資生堂とつばきに親しんでいただく記念イベント、美と、健康と、癒しを体感できる「椿美人フェア」を実施します。入浴者に資生堂からTSUBAKI製品のサンプルのプレゼントや資生堂社員のハンドマッサージ体感会、2階大広間休憩室を利用された方に、河原学園の学生が椿をデザインして創作したオリジナルお菓子を配ります。市の花「つばき」に親しみ、松山への愛着を深めていただきたいと考えています。

 次に、第16回坊っちゃん文学賞は、昨年末に6つの作品が最終審査を通過し、来月、2月14日(金曜日)午後1時30分から、この第1会議室で大賞1点と、佳作5点の結果を発表し、表彰式を行います。
 表彰式には、松山東高、東京大学、東京大学大学院工学系研究科を卒業し、樹立社ショートショートコンテストで「海酒」が最優秀賞を受賞するなど、現代ショートショートの旗手として活躍されている審査員長の田丸雅智さんをはじめ、声優、ナレーターで、第7回声優アワード助演女優賞を受賞し、アニメや携帯電話の音声案内のほか関東圏の5割を超える私鉄の駅構内アナウンスなど、さまざまな方面で活躍されている大原さやかさん、映画監督でRADWIMPS、乃木坂46、Little Glee Monsterなどのミュージックビデオの映像監督も務める山戸結希さん、そして、松山市出身でEXILE、GENERATIONSのメンバーとして多方面で活躍している、アンバサダーの白濱亜嵐さんにお越しいただきます。
 大賞作品は、KADOKAWAが12万部を発行し、本とマンガを中心に物語を伝える情報マガジンで、最新のエンタメに敏感に反応する30代の男女を主な読者層とする「ダ・ヴィンチ」4月号(3月6日発売)に全文掲載されます。

 そのほか防災では、現在愛媛大学の松山防災リーダー育成センターに全ての世代で防災リーダーを育てるための教育や研修のプログラムを研究し、開発いただいています。今後、小学校、中学校など学校教育の現場や、企業や防災士など社会教育の現場で実践し、安全で安心して暮らせるまちづくりを進めていきます。

 今年も変わらず、市民の皆さんと一緒に、一人でも多くの人が笑顔になり、幸せを実感できる松山の実現に向けて、公約に徹底的にこだわり、「現地・現場を大切に」、「市民目線を大切に」、一つ一つ着実に積み上げていきたいと考えています。
 説明は以上です。

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