令和元年9月16日 松山市立子規記念博物館入館者500万人達成記念セレモニー
更新日:2020年2月20日
500万人目、本当におめでとうございます。
本日は、子規記念博物館を分かりやすく説明させていただきます。
開館は、昭和56年4月です。全国で文学系の博物館はおよそ100ほどあったと記憶していますが、恐竜博物館などとは違いますので、中には集客に苦労をするところもあります。松山の子規記念博物館は、毎年お客様が10万人を超えています。このような文学系の博物館で、年間のお客様が10万人を超えるのは数えるほどしかありません。
少し前の記憶では、松山の子規記念博物館が全国第3位、そして、第5位が坂の上の雲ミュージアムです。
このように「ことば」を大事にしたまちづくりを進め、おかげさまで、平成26年には、松山市は文化庁長官表彰をいただきました。
そして、平成29年には、正岡子規さん、夏目漱石さん、そして柳原極堂さんの生誕150年を迎えましたので、この常設展示を大きくリニューアルしました。
愚陀佛庵のコーナーであったり、「絶筆三句」のコーナーであったり、また、観光が「もの」を買う、例えば家電製品を買うとか、生活雑貨を買うという「もの」消費から「こと」消費、何かを体験するという観光に変わってきていますので、「俳句を作ろう!」コーナーなども設け、その年は、前年に比べて30%お客様が増えました。
竹田館長様はじめ、指定管理者の方々、職員の皆さんが頑張ってくれて、今、全国でも指折りの来館者数を誇っています。
この後、永年観覧無料パスポートを差し上げますので、また、この子規記念博物館に足を運んでいただいたらと思います。
本当におめでとうございました。
