平成23年2月20日 第3回響け!!言霊“ことばのがっしょう”コンクールにおける市長挨拶
更新日:2012年3月1日
皆さん、こんにちは。松山市長の野志克仁です。
第3回響け!!言霊“ことばのがっしょう”コンクール、先程もお話がありましたように、26の小・中学校から43グループの応募がありましたそうですけども、時間の都合もありましたので20グループに絞らせていただきました。発表ができなかった皆さん、本当にすみません。
さて、この“ことばのがっしょう”コンクールですけども、児童・生徒の皆さん、これまで一所懸命練習をしてくれたと思います。そして、保護者の皆さん方も温かく見守ってくださった、そして、先生方も時には厳しく指導してこられたと思います。
この松山ですけれども、正岡子規さん、高浜虚子さんなど俳人の方が多数出ておられます。そして、夏目漱石さんの『坊っちゃん』、司馬遼太郎さんの書かれた『坂の上の雲』の舞台にもなりました。また、「俳句甲子園」というイベントをしています。これは、第5回日本イベント大賞に輝きました。その時、大賞を競ったのがあの東京マラソンであります。そして、『がんばっていきまっしょい』という作品が「坊っちゃん文学賞」から生まれまして、テレビドラマになったり、映画になったりしています。
「ことば」を大事にするまちが、この松山なんですね。「ことば」というと、良いことばもあります。悪いことばもあります。悪いことばというと、人を傷つけてしまったりすることばです。でも、逆に人を元気にする、楽しくさせることばをたくさん使いたいですよね。また、人の見方も正しい見方もありますし、意地悪な見方もあります。せっかくだから正しい見方、がんばっている人を応援できるような見方がしたいですよね。そういう「ことば」を大事にするまち、そして、人に対する温かみを持った見方ができるまち、そんな松山にしていきたいなと思っております。
今日は帰りに、外に出たらコミュニティプラザでもう一回見てほしいんです。「ことばのちから2010『だから、ことば』大募集」の優秀作品が決まりました。良い「ことば」がたくさん垂れ幕になって出ています。12,200点の応募の中から、今回、優秀作品をことばのちから実行委員会の皆さんが、大変な思いで絞ってくださいました。この“ことばのがっしょう”コンクールを行ってくださった、そして、「だから、ことば」大募集の優秀作品を決めてくださったことばのちから実行委員会の皆さんのご努力にも感謝いたします。
それでは、皆さん、緊張していると思いますけども、思う存分、これまでの練習の成果を発揮してください。期待しております。
今日はありがとうございます。
