愚陀佛庵再建・「坊っちやん」120周年記念 第72回特別企画展「漱石と松山―愚陀佛庵から『坊っちやん』へ―」を開催します

更新日:2026年7月2日

発表内容

目的

 今年は、夏目漱石と正岡子規が共同生活を送った愚陀佛庵が再建され、漱石が明治39年に小説「坊っちやん」を発表してから120周年です。
 明治28年4月、漱石は愛媛県尋常中学校の嘱託教師になります。8月27日から、漱石は帰省した子規を下宿の愚陀佛庵に呼び寄せ、52日間の共同生活を始めました。愚陀佛庵で、子規や松風会の俳人らが句会を催し、漱石も「愚陀佛」の俳号で句作に没頭します。文学者・漱石の本格的な俳句創作は、ここ松山から始まりました。
 子規没後の明治38年1月、漱石は子規の弟子の高浜虚子の勧めで「吾輩は猫である」を発表し、小説家としてデビューしました。好評だった「猫」に続いて、翌年4月に「坊っちやん」を発表します。不器用で正直者な江戸っ子の新米教師の坊っちやんが主人公で、四国の中学校を舞台に個性的な先生や生徒らと奮闘する痛快なストーリーです。今も多くの人に愛読され、漱石が松山での教師生活を題材にしたと言われています。
 特別企画展で、松山ゆかりの文豪・夏目漱石を取り上げます。名作「坊っちやん」誕生の背景にある、漱石と子規の友情や松山とのつながりに迫ります。

会期

令和8年7月18日(土曜日)から 8月31日(月曜日)まで
【開館時間】午前9時から午後6時まで  展示室入場は午後5時30分まで
【休館日】 火曜日 ※祝日の場合は翌日

会場

松山市立子規記念博物館 3階 特別展示室

観覧料

個人500円、団体400円、65歳以上250円、高校生以下無料

関連イベント

●記念講演
【演題】美と笑いの裂け目で――漱石文体の出発と〈帝国〉の影
【講師】北川 扶生子(きたがわ ふきこ)さん(関西学院大学文学部教授)
【日時】令和8年8月16日(日曜日) 午後2時から午後3時30分まで
【場所】1階 視聴覚室  ※入場無料です

●学芸員の関連講座
【演題】明治の松山と「坊っちやん」
【日時】令和8年8月29日(土曜日) 午後2時から午後3時30分まで
【場所】1階 視聴覚室  ※入場無料です

●学芸員のギャラリートーク
【日時】令和8年7月18日(土曜日)、8月15日(土曜日) 午前10時から50分程度
【場所】3階 特別展示室 ※聴講に特別企画展の観覧券が必要です

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お問い合わせ

子規記念博物館
松山市道後公園1-30
館長:伊藤 彰規
担当執行リーダー:平岡 瑛二
電話:089-931-5566
E-mail:sikihaku@city.matsuyama.ehime.jp

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