11月はウイルス性食中毒防止月間です

更新日:2025年11月1日

 松山市保健所は例年、ウイルス性食中毒が増加し始める11月を「ウイルス性食中毒防止月間」と定め、食中毒事故の未然防止を図ることとしています。
 ノロウイルス食中毒はウイルス性食中毒の大半を占めており、全国的に大規模な食中毒事件も発生していることから、特に注意が必要となります。
 ノロウイルスの特徴をよく知って、食中毒を防ぎましょう。

ノロウイルスについて

ノロウイルスの主な感染経路

1.調理従事者による二次汚染

  • 手洗いが不十分な状態で食品を取り扱うと、食品にウイルスが移って感染が広がります。
  • ウイルスに感染すると、1週間程度(長ければ1か月程度)は便中にウイルスが排出されますので、下痢等の症状がなくなっても油断はできません。

2.食品からの汚染

  • 汚染された二枚貝を、生あるいは加熱不十分な状態で食べた場合

3.人から人への感染

  • 患者の便やおう吐物の処理を適切に実施しなかった場合、タオルやドアノブ等を介して、二次的にウイルスが口に入り込み感染します。
  • 食中毒とは区別されます。

ノロウイルス食中毒の予防法

  • 調理前やトイレの後の手洗いを徹底しましょう。
  • 手洗いの後、使用するタオル等は清潔なものを使用しましょう。
  • 二枚貝の生食は避け、中心部まで十分に加熱(85~90℃、90秒間以上)しましょう。
  • まな板、包丁、ふきんなどは熱湯や消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム等)で十分消毒しましょう。

《食品を取り扱う施設の営業者は》

  • 調理従事者は、下痢、吐き気、おう吐、腹痛、発熱など風邪に似た症状があったときは、調理行為に携わらないようにするとともに、医療機関等に早めに受診しましょう。
  • 食品取扱施設等では、調理従事者に不顕性感染(感染しているが症状が出ていない人)がいることを前提として、対策を行いましょう。

《ご家庭や保育園、学校などでは》

  • 患者の便、おう吐物の処理には細心の注意を払いましょう。

※おう吐物や便に接触しない。接触した場合には、洗浄し消毒しましょう。
※汚れた衣類は、ビニール手袋、マスクを用いて片付け、それに使用した用具や雑巾等は消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム等)でつけおき洗いをしましょう。
※汚れた床は、消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム等)を含ませた布か、紙で覆いしばらくそのまま放置して消毒しておきましょう。
※片づけた後は、よく手を洗い、うがいをしておきましょう。

参考

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お問い合わせ

衛生検査課 食品衛生担当
〒790-0813 愛媛県松山市萱町六丁目30-5 松山市保健所1階
電話:089-911-1808 FAX:089-926-2665
E-mail:eiseikensa@city.matsuyama.ehime.jp

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