バスタプロジェクトを推し進めるため、国土交通省、愛媛県、松山市で、松山駅交通拠点機能強化整備方針を策定しました

更新日:2023年11月17日

発表内容

目的

 四国の玄関口であるJR松山駅周辺では、鉄道の高架化にあわせ、土地区画整理事業や街路事業などを行っており、土地の利用を増やしたり、交通環境を改善したりするほか、賑わいや交流を生む駅まち空間の形成を進めています。
 交通拠点の整備は、未来志向に立った取り組みが強く求められます。人口減少社会で地域公共交通を維持し、活性化するほか、大規模災害へ備え、新しいモビリティサービスへ対応するなど、さらに交通、交流、防災などの機能強化が必要です。
 国土交通省、愛媛県、松山市は、令和4年5月17日(火曜日)から「松山駅交通拠点機能強化検討会」で議論を重ね、「松山駅交通拠点機能強化整備方針」を策定しました。
 今後、この整備方針をもとに、事業計画の策定に向け検討を重ねていきます。

策定日

令和5年11月17日(金曜日)

内容

1.交通モード間の接続(モーダルコネクト)の強化
 ・バス、タクシー、一般車の乗降場、待機場などを集約
 ・柔軟性のある交通結節点を整備

2.駅周辺地区の交通の円滑化
 ・鉄道高架や土地区画整理で創出される道路基盤の活用
 ・公共交通の定時性、速達性の確保や高速バスの増便、次世代モビリティの導入
 ・「松山市駅」とのアクセスを強化
 ・適切な駐車場配置と公共交通の利便性向上で中心市街地へ過度な自家用車流入を抑制
 ・バスターミナルの整備や大手町通りなどを機能強化し、周辺道路の交通を円滑化

3.移動利便性と回遊性の向上
 ・次世代モビリティ導入などで、車がなくても移動しやすい都市環境を創出
 ・観光客などへの移動案内を充実し待合空間を確保するなど、地域の魅力を発信
 ・駅前広場や大手町通りなどで賑わいや憩いの空間を創り出し、回遊性を高め歩いて暮らせるまちづくりを推進
 ・地域の素材を生かし、県都松山の陸の玄関口にふさわしい景観を形成

4.防災機能の導入
 ・災害時など帰宅困難者の受け入れや、支援物資を提供するための物資備蓄空間や機能を確保
 ・鉄道被災時の代替で、支援のための人や物資を運ぶバスの発着拠点
 ・防災教育や啓発で防災意識や防災行動を促進

5.官民連携
 ・民間が持つ豊富な知見や資産などを活用し、効率的で効果的に施設運営
 ・エリアマネジメントや地域デザインを推進
 ・公民学の連携で先進的な技術などを活用

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お問い合わせ

松山駅周辺整備課
〒790-8571 松山市二番町四丁目7番地2 本館7階
課長:福崎 裕章
担当執行リーダー:吉田 英生
電話:089-948-6896
E-mail:matsuyamaeki@city.matsuyama.ehime.jp

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2023年11月

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