長期的水需給計画
更新日:2019年6月10日
基本計画を平成16年2月27日に策定しました。
(平成17年1月の合併に伴い、需給予測を見直しました。)
長期的水需給計画(基本計画)の概要
水需給予測
人口のピークと予測される平成27年度を目標年度とし、平成14年規模(10年に1回)の渇水が起こった場合に必要となる新規水源開発量は、日量48,000立方メートルです。
節水目標値の設定
上記の水需給予測の中で、平成27年度における市民1人1日あたりの平均給水量を310リットルとしています。
しかし、この計画の推進にあたっては、節水目標値を300リットルに設定し、需給バランスの安全率を高めていきます。
また、節水目標値の300リットルには、業務用などの水量も含まれているため、市民の皆さまに分かりやすい目標として、下表のとおり、家庭の世帯人員毎の使用量を設定しました。現在の使用量と比較し、目標にしてください。
世帯人員 |
1世帯あたり使用量 |
1人1日あたり使用量 |
---|---|---|
1人世帯 |
7.6 | 252 |
2人世帯 |
14.0 | 234 |
3人世帯 |
18.4 | 204 |
4人世帯 |
20.8 | 173 |
5人以上 |
家族1人あたり5立方メートル/月以下 | 170以下 |
具体的に実施する方策
1.節水の推進
積極的な啓発活動に努め、水の大切さを十分に認識するとともに、各種助成制度を活用し、節水型機器などの普及を促進することにより、節水意識の 高揚を図ります。
2.水資源の有効利用
表流水や地下水のみに頼るのではなく、雨水利用や下水処理水の再利用について検討するなど、水資源の有効利用を図ります。
3.水資源の保全
将来にわたり水資源を安定的に利用するため、石手川ダムや地下水の水質保全に努めるとともに、水源かん養林を整備するなど、質・量の両面において水資源を保全します。
4.水資源の開発
海水淡水化や他用途からの転用など、水源開発の方策の中から「実現性」「安定性」「コスト」について総合的に判断し、水資源を開発します。
また、渇水など緊急時に利用する予備水源の確保にも努めます。
水源開発の経緯については、「松山市の水問題への取り組みについて」をご覧ください。
長期的水需給計画(基本計画)概要及び長期的水需給計画(基本計画)概要見直しは(下記PDF)を掲載しています。
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お問い合わせ
水資源対策課
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 本館5階
電話:089-948-6223
