松山駅周辺・大手町通り　景観づくりのポイント

将来の景観像を共有するために作成したイメージ図

　松山市では、地域が主体となって作成された「松山駅周辺拠点地区まちづくりガイドライン」に示される基本目標のうち、景観形成に関する事項を確実に達成していくため、平成30年4月に景観計画に「松山駅周辺景観形成重点地区」を追加しました。また、松山駅周辺と本市の中心地区をつなぐ大手町通りの沿道についても、時期を同じくして「大手町通り景観形成重点地区」として景観計画区域に追加し、両地区ともに、同年10月から運用を開始しています。
　一方、平成30年度には「松山駅周辺フューチャーデザイン2018　ほしい未来は自分でつくる。（松山駅周辺まちづくりに関する土地利用勉強会）」を開催し、土地･建物所有者や関係者の方々の参加のもとで松山駅周辺の将来の景観のあり方を議論し、目指すべき景観像を共有しました。
　本書は、景観計画に込められた景観形成の意図や地域での議論を踏まえ、景観づくりにあたって配慮すべきポイントを具体的に解説するものです。