「道後温泉本館工事計画の基本方針」が答申されました

更新日:2016年10月4日

 平成28年10月4日付け、松山市道後温泉活性化計画審議会から「道後温泉本館工事計画の基本方針」が松山市長に答申されました。
 今後、この基本方針に基づき、「道後温泉本館保存修理工事」に取り組んでいきます。

道後温泉本館工事計画の基本方針【答申】

【1】工事の内容
 耐震補強工事は、重要文化財(建造物)耐震診断指針により、必要耐震性能は「安全確保水準(大地震時に倒壊しない)」とし、修理工事は、文化財的価値を損なわず、将来維持・活用していくために必要な修理、また、給排水等の設備は、維持保全性を考慮することが必要であると考えます。

【2】工事の方法
 工事の方法は、入浴客の受け入れが可能な「営業しながらの工事」が望ましい。また、工事中は、新たな温泉施設を活用した活性化策に取り組むと同時に、「営業しながらの工事」を最大限に活用し、先進的事例などの研究を行いながら、工事中の観光戦略に取り組んでいただきたい。

【3】作業スペース
作業スペースは、工事の作業性と関連しており、工期が延びることによる経済的影響も大きいことから、作業を効率的に行うため一定の広さは必要であり、そのための通行制限は考えられるが、繁忙期や週末などの観光需要に配慮した仮設計画の検討や、現時点から可能な交通影響対策を実施するなど、地元関係者等と協議を行いながら、交通影響への緩和に向けて取り組むことが重要であると考えます。

【4】工事期間
 工事期間は、通行制限と作業の効率性を勘案しながら、少しでも短い期間の工事計画策定に取り組んでいただきたい。

【5】工事着手の時期
 工事着手の時期は、えひめ国体終了後、新たな温泉施設の整備が完了した後の適切な時期に実施することが望ましい。

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お問い合わせ

道後温泉事務所 道後温泉活性化担当

愛媛県松山市道後湯之町5番6号

電話:089-921-6161

E-mail:dogojimu@city.matsuyama.ehime.jp

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