四国初 119番「口頭指導」披露 4消防本部で合同技術発表会を開催しました
更新日:2017年11月10日
内容
概要
平成29年11月9日、松山市保健所・消防合同庁舎の6階大会議室にて、119番口頭指導技術発表会を開催しました。
この発表会は、119番通報を受けた通信指令員が、傷病者の救命率を高めることを目的に、通報者に心肺蘇生法などの応急処置を伝える「口頭指導」の技術を披露するものです。松山市では平成28年度に引き続き2回目の実施ですが、四国で初めて中予地区4消防本部合同で開催しました。
通信指令員は救急蘇生ガイドライン2015や消防庁の口頭指導実施基準に基づき、日頃培った技術を医療関係者や社会福祉施設関係者に披露し、発表後には医師から講評をいただきました。
また、発表会終了後には、社会福祉施設関係者を対象とした、119番通報要領等についての「119番通報セミナー」も実施しました。
発表者 4名
傷病者の発生に伴う119番通報
通信指令員による出動指令と口頭指導
口頭指導を受け胸骨圧迫実施
医師からの講評
119番通報セミナーの様子
実施内容
●119番口頭指導技術発表会「心肺蘇生法」、「外傷処置」などの事例を実施
講評 松山市民病院 救急科 部長 小田原 一哉
久万高原町立病院 総合診療科 医長 森實 岳史
●119番通報セミナー(松山市消防局 通信指令課員)
非常通報装置を使用した119番通報要領
参加者
救急医療機関、社会福祉施設関係者、伊予消防等事務組合消防本部、久万高原町消防本部、東温市消防本部、松山市消防局 約150名