中央市場課(ちゅうおうしじょうか)、水産市場課(すいさんしじょうか)キッズページ
中央市場課・水産市場課の仕事
市場の開設者である松山市の仕事には、次のものがあります。
- 業務規程の制定・改廃
- 業務の許可および指導監督
- 施設使用の許可および維持管理
- 市場内の警備および衛生管理
- 市場情報の提供
公設卸売市場の役割
野菜や果物、魚など生鮮食料品は、保存が難しく、自然条件で収穫量が左右)されるため、価格が変わりやすいという特徴があります。そこで品物の取引をすばやく行い、品数や値段をうまく調整し、安全で安心な品物を届けることが卸売市場の役割になります。
野菜・果物・魚・花がみなさんの家庭に届くまで
野菜・果物・魚などの農水産物は、
(1)【生産者(農家・漁師の方など)】→(2)【出荷団体(農協・漁協など)】→(3)【卸売市場】→(4)【小売業者(スーパー・八百屋・魚屋などのこと)】→(5)【消費者(みなさんの家庭)】に届けられます。
野菜類の約80%、果物類の約55%、魚介類の約60%が卸売市場をへてみなさんの食卓へ届けられているのです。また、卸売市場を通さずに生産者や出荷団体から直接スーパーや生協へ出荷するルートや宅配便の発達により、生産者から直接消費者に届けるルートも増えてきました。
収穫された切花は10本や20本くらいに束ねられ、100本くらいの単位でダンボールなどに入れて卸売市場へ出荷されます。最近では花を傷めないように立った状態でダンボールにつめたり、バケット流通といった工夫をしたりし、鉢物は鉢のサイズにあわせたプラスチックのケースにつめこまれ、ケース単位で出荷されます。