国民健康保険(こくみんけんこうほけん)キッズページ 

更新日:2022年1月12日

国民健康保険の仕事について

 みなさんが病気やけがをして病院に行ったとき、受付の人に「保険証を見せてください」と言われて、お父さんやお母さんが手渡しているのを見たことがありますよね。
さて、この保険証には、いったいどのような役割があるのでしょうか?

 わたしたちはみんな、毎日健康にくらしたいと願っています。しかし、病気やけがは、とつぜんにおそってきます。
このようないざという時にも、安心してお医者さんにかかれるように健康保険という制度(しくみやきまり)があります。市区町村や会社などが、いざという時に決められたお金を支払う約束で、おおぜいの人から少しずつお金を集めて、つみ立てているのです。

 健康保険のうち、自分でお店をいとなむなどしている自営業の人や農家の人などは、住んでいる都道府県と市区町村が運営している国民健康保険[略して国保(こくほ)といいます]に加入しています。
 国民健康保険には、ひとつの世帯[同じ家に住む家族]みんなで加入して、ひとつの保険証を受け取ります[松山市では令和2年には約7万世帯が加入しています]。
 また、会社などにつとめている人は、職場などの健康保険(国民健康保険ではありません)に加入しています。


ポイント

都道府県と市区町村が運営する国民健康保険には、自営業や農家の人などを中心に加入しています。

 では、受け取った保険証はどのような役割をしてくれるのでしょうか?
 病気やけがをして病院にいったとき、受付で保険証を提示すれば、お医者さんに診察してもらったり、薬を出してもらったりしたうち、決められた医療費(病院に支払うお金)の一部を支払うだけでかまいません。
 残りの医療費は、市区町村が国民健康保険に加入している世帯から集めた保険料や国と都道府県からの補助などから支払います。

 つまり、こう考えることができます。
 あなたが支払った医療費の残りを、市区町村が支払う=お隣の人などたくさんの人がいっしょになって支払っていることもあれば、お隣の人が支払った医療費の残りを、市区町村が支払う=あなたやたくさんの人がいっしょになって支払っていることもある。
 ですから、国民健康保険は「助け合いの制度」といえるのですね。


ポイント

 病院の受付で保険証を提示すれば、決められた医療費の一部を支払うだけでかまいません。
たとえば、あなたの治療にかかった医療費が1000円だった場合、保険証があって、あなたの支払いが3割(300円)でよいと決められていれば、市区町村が加入世帯から集めた保険料や国と都道府県からの補助などから残りの7割(700円)を支払ってくれます。

あなたの医療費が1000円だった場合 
あなたの医療費 1000円

あなたの支払い
3割(300円)

市区町村の支払い
7割(700円)

 もう少し深く  健康保険がなかったら、どうなるの?

 国民健康保険に加入している世帯は、それぞれの収入によって決められた保険料を、日ごろから市区町村に納めなければなりません。
 めったに病院に行かない人は、「保険料を納めるばかりで、なんだかもったいないな」と思うかも知れませんね。しかし、そんな人もいつ病気になったり、けがをしてしまうかも知れません。
 もし、健康保険の制度がなければ、いざという時に医療費の全額をみなさんそれぞれが支払わなければなりません。
 そして、それが大きな金額であれば、医療費を支払えないから病院に行けない(いかない)人がおおぜい出てしまい、大変なことになるでしょう。
 ですから、保険証を発行してもらい、保険料をきちんと納めておくことは、とても大切なことなのです。

お問い合わせ

国保・年金課

〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7-2 別館3階

電話:089-948-6376

E-mail:kokuhonenkin@city.matsuyama.ehime.jp

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